FIA国際自動車連盟は、F1スペインGPの決勝終了後に起きたウイリアムズの火災事故で、合計31名がメディカルセンターで検査を受けたことを明らかにした。
この火災事故は、2004年以来となるウイリアムズの優勝を祝う写真撮影の直後に発生した。ウイリアムズの発表によれば、ガレージ内で起きた爆発の火元は燃料エリアで、現在もチームは消防、警察と連携して爆発の原因を調べている。
ウイリアムズはこの事故でスタッフ4名が負傷したと発表。この4名はウイリアムズ、フォース・インディア、ケータハムにまたがっており、ケータハムによれば1名が手の軽傷、他の3名は呼吸器官の問題を訴えている。現在は、3名が地元の病院で治療中だが、残る1名はすでに退院しているという。
だが、FIAがその後に発表した情報によれば、合計31名がサーキットのメディカルセンターで医療スタッフの検査を受けたことが明らかになった。このうち9名がF1チームの関係者とされており、検査を受けたうちの7名が地元の病院に転送されていることも分かった。
F1を管轄するFIAは、「スペイン当局と密接に協力している。詳しいことが分かり次第、更なる情報をお伝えする」と、コメントしている。