FIA世界自動車連盟は5日、ワールド・モータースポーツ・カウンシルについて発表し、WTCC世界ツーリングカー選手権の2014年に発効される新規定について承認。概要を発表した。
5日に開催されたワールド・モータースポーツ・カウンシルでは、WTCCについて2013年からディーゼルエンジン車の出場を受け入れられないことを明らかにしたことに加え、2014年から導入される新しいS2000規定について、より大きな空力デバイスを装着することをはじめ、重量の低下、パワーの増大など、現在と同じコストでよりパフォーマンスを上げた規定にすることで合意したと発表した。
また、現在のバランス・オブ・パフォーマンスの均衡をキャンセルするため、技術的な自由度を上げるという。ただし、駆動輪によるバランス調整は維持される。
この新規定発効のタイミングである2014年に向けては、現在シトロエンがセバスチャン・ローブとともにWRC世界ラリー選手権から転向するのではないかと噂されているほか、ルノーも参戦が噂されている。