7日、FIA国際自動車連盟が主催する世界選手権の表彰式『FIAプライズギビング・ガーラ』がトルコのイスタンブールで開催され、F1ワールドチャンピオンを獲得したセバスチャン・ベッテルをはじめ、各世界選手権の上位ランカーが出席した。
このFIAプライズギビング・ガーラは、各世界選手権のチャンピオンをはじめ、上位ランカーが出席し、トロフィーを授与されるパーティ。各界のセレブリティが出席し、FIA会長のジャン・トッドやバーニー・エクレストンも顔をみせる中、盛大な雰囲気の中でセレモニーが行われた。
F1からは、ランキング上位3人となるセバスチャン・ベッテルをはじめ、ランキング2位のフェルナンド・アロンソは恋人のダーシャ・カプスティナ嬢をともない来場。ランキング3位のキミ・ライコネンも、スーツにブラックのシャツを着込みドレッシーな装いでカメラのフラッシュを浴びた。
「またこの場所に戻ることができて本当に嬉しいし、こうしてトロフィーを再び家に持ち帰ることができて素晴らしい気分だよ」と喜ぶベッテル。
「レッドブル・レーシングとともに3回目のチャンピオン獲得を果たせたことは誇らしい。今年は浮き沈みが激しいシーズンだったけれど、チームとともにプッシュし続けることができたと思う」
F1以外の世界選手権チャンピオン、そしてランキング3位までのドライバーたちも表彰を受け、WRC世界ラリー選手権で前人未踏の9連覇を達成したセバスチャン・ローブも、コ・ドライバーのダニエル・エレナとともにトロフィーを受け取った。
WTCC世界ツーリングカー選手権で初めてのチャンピオンを得たロバート・ハフ、そしてFIA-GT1世界選手権を制したマルク・バッセング/マーカス・ビンケルホックも笑顔でトロフィーを掲げることに。また、今年から世界選手権となったWEC世界耐久選手権で最初のチャンピオンを獲得したアンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ/マルセル・ファスラーの3人も仲良くトロフィーを受け取った。