全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第2戦もてぎで予選トップ3を獲得したドライバーが、予選日について語った。ポールポジションを獲得したジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(Mobil1 IMPUL)は「とてもいい気分。もてぎではフロントロウからのスタートは大事な要素なので、明日の天気が雨であれば、特に有利になる」と決勝に向けて語っている。
ポールポジション
ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(Mobil 1 IMPUL)
「とてもいい気分です。もてぎではフロントロウからのスタートは大事な要素なのですが、明日の天気が雨であれば、特に有利になると思うので、このポールポジション獲得はうれしいですね。Q1とQ2はマシンのバランスをチェックしながら、確実に次のセッションに進んでいけるような走りをして、Q3では集中して、タイムアタックに臨みました。もちろん、ポールポジション獲得はうれしいですし、それも新しいチームとの獲得は特にうれしいですね。開幕戦でもいい結果が残せているので、安心している部分もあるのですが、常に先頭を狙えるシーズンにしていきたいと思います。とにかく、今回はいいレースができると思っていますし、雨でも自信はあります」
2位
アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)
「とてもいい予選だったと思います。予選はタイムがとても接近していて、ちょっとしたミスでタイムを失ってしまう状況でしたが、その激しい争いの中で予選 2位を獲れたことに満足しています。決勝レースはやはりスタートがポイントになってくると思いますので、横にいるポールシッターをスタートで抜くことを狙っていきたいですね(笑)。この5週間で5レースを戦ってきて、朝起きた時に自分が今どこにいるのかわからなくなるような状況でしたが、フォーミュラ・ニッポンについては長く戦っているし、チームとの相性もいいので、特に問題はありません。逆にちょっとホッとしているような感じですね。最後まであきらめないで戦いたいと思います」
3位小暮卓史(NAKAJIMA RACING)
「開幕戦もそうでしたが、タイムが接近してきて、去年のような優位性は全くなく、難しい予選セッションになってしまいました。そんなに悪い走りでもなかったと思うのですが、トップは獲れませんでしたね。Q2ではセッティングを外してしまい、Q3では元に戻したのですが、トップを獲れるタイムを出すことはできませんでした。タイムが接近した厳しい予選になる予感はあったのですが、正直言って悔しい思いはあります。明日は雨のレースになりそうですが、まずはスタートを決めて、安定した走りをして、トップを獲れたらいいなと思っています」
