全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第1戦鈴鹿で表彰台を獲得したドライバーが、今日のレースについて語った。優勝を飾った小暮卓史(NAKAJIMA)は「優勝できたことを心から嬉しく思います。今日のレースについてはチームに感謝したいです」と喜びながらも、今年のフォーミュラ・ニッポンはみんな速いので、楽して勝てる感じはありません。今のクルマに満足せずに、チャンピオンを狙っていきたいと思います」と気持ちを新たにしている。

優勝
小暮卓史(NAKAJIMA RACING)

「優勝できたことを心から嬉しく思います。今日のレースについてはチームに感謝したいです。タイヤ2本交換の(短い)時間で済むだけの燃料を積んでいたので、オリベイラ選手の戦略が分からない中で、ついていけさえすればチャンスはあると思っていました。前半はタイヤにフラットスポットを作ってしまったりして辛い部分はあったのですが、何とかついていくことができ、チームの素晴らしいピットワークでトップに立つことができました。残り2、3周のところでまたフラットスポットを作ってしまったのですが、何とかしのぎ切ることができました。今年のフォーミュラ・ニッポンはまわりのドライバーもみんな速いので、楽して勝てる感じは全くありません。今のクルマに満足せずに、チームと相談しながら、クルマを速くして、チャンピオンを狙っていきたいと思います」

2位
ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(Mobil 1 TEAM IMPUL)

「開幕戦で2位という結果を残せて、たくさんのポイントを獲得することができたことはよかったと思います。ただ、今回は優勝を狙っていたので、少し残念でもありますね。スタートで前に出ることができて、4〜5秒のリードを作ることができ、ピットストップをしてもトップのポジションをキープできると思っていました。戦略的にはタイヤ4本交換でもリヤ2本交換でもどちらでも対応できるようなフレキシブルなもので、僕たちはリヤ2本交換を選択しましたが、ピットストップの際に少し時間がかかり、トップの座を譲ることになってしまいました。1年ぶりのフォーミュラ・ニッポン参戦ということで、僕自身も期待をしていたところもあったので、今日の2位という結果はこれからの自信につながると思います。今後のレースでもいい結果が出せると信じています」

3位
アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)

「最高のレースだったとは言えませんが、全体的にはまあまあのレースだったと思います。スタートがあまり良くなかったので、伊沢選手にずっと抑え込まれることになってしまいました。このマシンは抜きにくいので、その間にダウンフォースを失って、タイヤが冷えてしまったりしました。そこでピットストップを早くして、前に出る作戦を取って、コースに戻ってからもプッシュを続けたのですが、レース距離が短く、ラップ数も少なかったので、トップに追いつくことはできませんでした。今回は十分に優勝することのできるマシンだったので、その速さを活かすことができず、その点では残念でしたね。これからのレースでも結果が出せるマシンだと思うので、今後のレースでも優勝を目指して頑張りたいと思います」

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