全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第7戦鈴鹿は土曜朝のフリー走行で開幕。朝の走行はアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)がトップタイムをマーク。ロイック・デュバル(DOCOMO DANDELION)、小暮卓史(NAKAJIMA)と続き、タイトル争いの上位がトップ3を占めた。
いよいよ今季最終戦を迎えた全日本選手権フォーミュラ・ニッポン。鈴鹿サーキットで午前9時25分からスタートしたフリー走行は1時間で、快晴の下各車コースイン。午後のノックダウン予選、そして日曜の2レースに向けて走行が始まった。
序盤、タイミングモニターのトップに立ってきたのは地元レースで燃える松田次生(KONDO RACING)。なお、今回から松田車のサイドポンツーンには新たにスポンサーのロゴが入っている。
しかし、中盤にかけて石浦宏明(Team LeMans)、ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(Mobil1 IMPUL)、そしてロッテラー、デュバルといったタイトルを争う面々が松田のタイムを塗り替えていく。
セッション中盤は大きな動きもなくセッションは推移したが、残り10分というところで各車ニュータイヤを装着してコースイン。ノックアウト予選に向けてシミュレーションをスタートさせていく。
パワステ導入後初の鈴鹿で各車これまでのフォーミュラ・ニッポンとは異なる雰囲気の挙動をみせアタックを敢行していくが、その中でトップタイムをマークしたのはロッテラー。ただし、ロッテラーはアタックラップ後に2コーナーでスピン。ただクラッシュは免れている。
2番手に続いたのはデュバル。次いで小暮と、タイトルコンテンダーがトップ3に。山本尚貴(NAKAJIMA)が4番手、伊沢拓也(DOCOMO DANDELION)が5番手となった。この後14時からフォーミュラ・ニッポン最終戦の予選が行われることとなる。
