全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第6戦スポーツランドSUGOは22日公式予選が行われ、伊沢拓也(DOCOMO DANDELION)が今季開幕戦に続くキャリア2回目のポールポジションを獲得した。

Q1:
 快晴に恵まれた全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第6戦スポーツランドSUGOの予選。ノックアウト形式で争われる予選Q1では、各車一度タイムを出しに行き、一度ピットへ。5台がノックアウトとなるQ1を突破するべく、チェッカーに向けて再びアタックに入っていった。

 結果としてQ1をトップで通過したのは、午前中のフリー走行でも好タイムをマークしていたロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO)。伊沢拓也(DOCOMO DANDELION)が続き、午前中にクラッシュ、マシン修復を成し遂げた中嶋一貴(PETRONAS TOM'S)が3番手に続いた。

 一方、注目の佐藤琢磨(TEAM無限)は果敢に初めてのSUGOをアタックするものの、惜しくもQ2進出ならずQ1脱落。午前中と同じ14番手でセッションを終えることとなった。安田裕信(KONDO RACING)、平手晃平(Projectμ/cerumo-INGING)、嵯峨宏紀(TOCHIGI Le Beausset)、折目遼(SGC by KCMG)の5人がノックアウトを喫している。

Q2:
 Q3進出をかけるQ2。7分間で行われるセッションはコースオープン後しばらく動きはなく、残り8分ほどというところで各車アタック開始。またもデュバルがこのセッションのトップタイムをマークし、次いで大嶋和也(Team LeMans)、伊沢と続くことに。DOCOMO DANDELION、Team LeMans/KYGNUS SUNOCO勢がここでも強さをみせた。

 一方、ノックアウトとなったのは山本尚貴(TEAM無限)ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)、国本雄資(Projectμ/cerumo-INGING)、中嶋大祐(NAKAJIMA RACING)、金石年弘(HP REAL RACING)という結果に。前戦ウイナーのオリベイラがQ2で姿を消すこととなってしまった。

Q3:
 いよいよポールポジションを決するQ3。開始2分後から各車がアタックに向かっていく中、2回アタックが可能な時間があったが、ポールを決したのは1回目のアタックだった。伊沢が1分7秒062という素晴らしいタイムをマークし、チームメイトの塚越広大(DOCOMO DANDELION)を0.02秒差で抑え、キャリア2回目のポール獲得! パルクフェルメで伊沢と塚越は喜びに沸くこととなった。

 3番手には松田次生(TEAM IMPUL)がつけ、タイトルを争う一貴、ロッテラーが4〜5番手につけた。

本日のレースクイーン

小高実和おだかみわ
2025年 / スーパー耐久
Access Racing
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円