FOTAが、新コンコルド協定が無事締結されたことを歓迎する声明を発表した。FOTAは、BMWザウバー以外の全チームがサインをしたことを確認すると共に、BMWザウバーの活動継続のための支援を行っていくと改めて表明した。
FOTAは以下のような声明を発表した。
「新コンコルド協定に、BMWザウバーAGを除く全F1チーム、FIA、フォーミュラワン・アドミニストレーション(FOA)が署名した。このコンコルド2009はF1の商業上および規制上のガイドラインを定め、チームの2012年シーズン末までの参戦を保証するものである」
「FOTAは、BMWザウバーAGが新コンコルド協定への完全なる参加への申請を再度行えるようにするためのいかなる活動をも支援する」
「全F1チームは自身の自発的な合意に達し、これによって、全体的な支出を削減し、最終的には1990年代序盤のレベル程度にまで下げるという、長期にわたるFOTAの目的を徐々に実行に移していく」
「コンコルド2009の条項は、F1コミッションおよびさまざまな他のワーキンググループの役割を再活性化するものである。F1コミッションは今後F1における変更の意思決定を行う重要な組織となる」
「FOTAは今後、F1の長期的な利益となると我々が信じる他の課題へと目を向けていく。その課題とは、最高のサーキットで最大数の観客の前でレースを行うこと、そしてF1を発展させることである」
