2013年F1第16戦インドGPのフリー走行2回目は、レッドブルのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークした。
現地時間14時から行われたフリー走行2回目の天候は晴れ。気温30度、路面温度は40度を記録した。
体調不良でFP1を走らなかったフォース・インディアのポール・ディ・レスタはこのセッションから無事にコクピットへ復帰。また、FP1でギヤボックストラブルに見舞われていたフェルナンド・アロンソもチームがギヤボックスに問題がなかったことを確認している。
序盤から上位勢も周回を重ねる展開となったFP2では、開始30分を前に早くもレッドブルのベッテルやロータスのキミ・ライコネンらがソフトタイヤを投入する。
するとベッテルはここでも速さを見せ、セッション唯一の25秒台となる1分25秒722をマーク。2番手にもチームメイトのマーク・ウエーバーがコンマ3秒差で続いた。3番手には、好調ロメイン・グロージャンがつけた。
そんななか、各車のソフトタイヤには早い段階からグレイニングが発生し、タイヤをロックさせるシーンが何度か見られたほか、ウイリアムズのパストール・マルドナドは走行中に右フロントタイヤのホイールナットが外れ、コース上でストップすることを余儀なくされている。
セッション終盤は、レッドブル勢もタイヤをミディアムに戻してロングランに移行するなど、各チームはピットアウトを繰り返しながら予選と決勝に向けてセッティングの作業に集中した。
結局セッションは、ベッテル&ウエーバーがFP1に続いて1-2でチェッカー。グロージャンが3番手となり、4番手以下のルイス・ハミルトン、アロンソ、ニコ・ロズベルグ、フェリペ・マッサ、ライコネンまでがコンマ3秒の間にひしめき合う結果となった。