2011年F1第19戦ブラジルGPのフリー走行3回目は、レッドブルのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマーク。小林可夢偉(ザウバー)は14番手につけた。
やや曇りがかった土曜日のインテルラゴスは、午前11時(日本時間22時)からのフリー走行に続き、午後2時(日本時間27日午前1時)からは決勝のグリッドを決める公式予選が行われる。
60分のフリー走行はスタート時の気温が27度、路面温度は38度というドライコンディションで行われた。セッションでは、早くからレッドブルとマクラーレン勢がトップ争いを繰り広げ、終盤のソフトタイヤのアタックでもこの4台がコンマ1秒差の接戦を繰り広げた。
そのなか最後にトップタイムをマークしたのは、レッドブルのベッテルでタイムは1分12秒460。2番手がマクラーレンのジェンソン・バトンで3番手にマーク・ウエーバー、4番手ルイス・ハミルトンという順になった。
フェラーリ勢はソフトタイヤでまずまずのタイムを刻んだアロンソがトップからコンマ3秒差の5番手につけ、好調フォース・インディアのエイドリアン・スーティルも1分13秒台ながらメルセデスの2台を上回る6番手と速さを見せた。
ザウバー勢は、小林可夢偉が10番手のビタリー・ペトロフからコンマ5秒遅れとなる14番手タイムをマークし、ライバルのトロロッソ、ハイミ・アルグエルスアリのすぐ後ろにつけた。
一方、トロロッソのもう一台を駆るセバスチャン・ブエミはマシントラブルでまともな走行ができず、ノータイムでこのセッションを終えている。
