F1第13戦ベルギーGPは土曜日朝に3回目のフリー走行が行われた。トップタイムはレッドブルのマーク・ウエーバー。BMWザウバーの小林可夢偉は10番手、HRTの山本左近は24番手だった。

 上空から日差しものぞき、概ねドライコンディションでセッションは午前11時からのスタートを迎えた。路面はところどころで湿った箇所があるものの、各車はドライタイヤを履いて最初のインスターレーションラップを終える。気温は14度、路面温度18度、その他現地ではセッション終盤に若干の降雨があると予報が出ている。

 各車は序盤からハードタイヤを装着して周回を重ねる。多くのマシンが次々とコントロールラインを駆け抜け、タイムシートの上位をニコ・ヒュルケンベルグ、エイドリアン・スーティル、ロバート・クビカらが交互に賑わし、タイムも早くから1分50秒台を切ると開始20分過ぎには1分46秒台に突入した。数台のマシンがオプションのソフトタイヤを投入し始めるなか、マクラーレンのルイス・ハミルトンが1分46秒223というタイムでセッションをトップで折り返す。

 後半開始直後、ハードタイヤを履くレッドブルのマーク・ウエーバーがトップタイムをコンマ1秒ほど更新する。多くのマシンはセッション後半の雨を予想して早めにソフトタイヤを投入しているが、こちらは一向に上がらない路面温度とも相まってなかなかタイムアップには繋がっていない。セッションはウエーバーがトップのまま終盤へと向かった。

 ところが、残り15分を切ったところで急に大粒の雨が落ち始め、コースを濡らしていく。スパは一転、ウエットコンディションへと姿を変えてしまった。これによって全車は一旦ガレージに戻らざるをえず、走行は一時中断。その後、雨は降り止んだものの、各車はインターミディエイトタイヤで数周するに留まり、ウエーバーがトップのままセッションは終了を迎えることに。2番手以下はハミルトン、ベッテル、ジェンソン・バトン、クビカという結果となった。

 一方で3番手につけたベッテルは、セッション残り20分近くのところでマシントラブルに見舞われている。最終のバスストップ・シケイン立ち上がりで突如マシンから異音があがり、ベッテルはストップ。マーシャルの手によりガレージへと押し戻された。ベッテルはその後コース復帰を果たしたが、この後の予選に不安を残すかたちとなっている。

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