2012年F1第20戦ブラジルGPの土曜フリー走行は、マクラーレンのジェンソン・バトンがトップタイムをマークした。ザウバーの小林可夢偉は14番手につけた。
2日目を迎えたブラジル・インテルラゴスは降水確率の高まりとともにサーキット上空を雲が覆い始め、現地時間11時からのFP3開始時には気温28度、路面温度36度と快晴の初日に比べコンディションが一変。それでも、60分のセッションは終始ドライコンディションで行われた。
序盤は、多くのマシンがタイヤをロックさせながらも徐々にタイムを削っていき、まずは早めのタイムアタックを見せたマクラーレンのバトンがトップに浮上。やや遅れて合流したレッドブルのセバスチャン・ベッテルが2番手につけ、3番手にはルイス・ハミルトンが続いた。
フェラーリ勢は、セッション中盤になってようやく周回をスタートさせると、フェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサが2台前後に並ぶ得意の編隊走行で周回、互いのスリップストリームを利用しながらタイムアップを図る戦略をとった。
しかし、ミディアムタイヤを履いた終盤のパフォーマンスランでは、マクラーレンとレッドブルが順調にタイムを上げる一方で、フェラーリ勢はロータスのロメイン・グロージャンに加え、フォース・インディア2台にも先行を許し、結局アロンソがトップからコンマ5秒差の8番手、マッサも10番手と予選を前に不安な結果を残した。
キミ・ライコネンは、開始10分過ぎにコース上で派手にエンジンをブローさせてノータイム。また、F1ラストレースのミハエル・シューマッハーはスピンを喫したブルーノ・セナにあわや追突というシーンに遭遇している。
ザウバー勢は、セルジオ・ペレスが13番手。21周を重ねた可夢偉は10番手のマッサからコンマ5秒差の14番手となった。
