昨年、スーパーGTとフォーミュラ・ニッポンの同時開催として話題を集めたJAF Grand Prix SUPER GT & Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP。富士スピードウェイとGTアソシエイション、日本レースプロモーションは17日、第2回目となる2011年大会の概要を発表した。
2年目となる今回は、『国内最速・最高峰2大レース、夢の共演!〜モータースポーツ界に新たな伝説が生まれる〜』をテーマに、スーパーGTはGT500クラス、GT300クラスが昨年同様100kmのスプリントレースを土曜、日曜の2回実施。金曜日にフリー走行と予選が行われる。一方、フォーミュラ・ニッポンはややスタイルを変え、金曜日にフリー走行、土曜に予選、日曜に100kmのスプリントレースというスタイルに変更された。
また、その他のサポートレースとしてネッツカップ・ヴィッツレース2011グランドファイナルを実施。さらに国土交通大臣杯F4日本一決定戦が開催。なお、国土交通大臣賞は今年もGT500の優勝チーム、さらに今季のF4最多優勝コンストラクターに与えられる。昨年好評だった往年の名ドライバーによるレース、“レジェンドカップ”は内容は決定していないものの、今年も開催される方向のようだ。
なお、大会は“東日本大震災復興支援大会”として位置づけられ、復興に向けたさまざまな支援を行っていくという。FUJI SPRINT CUPではまた、今年8月13日(土)に、現在開通に向けて建設が進められている新東名高速道路(第二東名)の御殿場市〜裾野市を結ぶ2kmの本線上で行われるイベント“東富士ハイウェイパーク”のイベントに協力。開通前の高速道路の下り線を使って、スーパーGTマシンとフォーミュラ・ニッポンマシンのデモランを計画中であることを明らかにした。
その他にも現在、開催に向けてさまざまなイベントが企画されているJAF Grand Prix SUPER GT & Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP。大会公式ウェブサイト(http://fujisprintcup.jp)では、TwitterやFaceBookも使って、今後もさまざまな情報を発進していくという。