スーパーGT300クラスのトップチームのひとつであるGAINERは4日、2014年の参戦体制を発表した。今季もメルセデスベンツSLS AMG GT3の2台体制で、10号車に新たに山内英輝が加入した。
長年GT300クラスに参戦し、近年は毎年のように勝利を重ねチャンピオンを争う存在となっているGAINER。2012年まではフェラーリ、アウディでスーパーGTに参戦していたが、昨年からはメルセデスベンツSLS AMG GT3にスイッチ。台数も2台体制とし、2013年は平中克幸/ビヨン・ビルドハイム組がランキング2位となった。
そんなGAINERは、今季に向けて2台体制を継続。エースカーである11号車は平中、ビルドハイムのコンビを継続。昨年に続き万全の体制を敷き悲願のタイトルを狙うという。
一方、昨年に続きRn-Sportsがメインスポンサーとなる10号車は、植田正幸が残留。昨年は田中哲也がコンビを組んでいたが、今季は新たに山内が加入することになった。
山内は2010年〜11年と全日本F3で上位を争いう一方、JLOCからスーパーGTに参戦。表彰台を獲得する活躍をみせている。昨年は吉本大樹と組んで87号車ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3をドライブしていた。
タイヤは引き続きダンロップを装着。メンテナンスは引き続き2台ともGAINERが担当し、エンジンチューナーはHWAが務める。昨年に続き強力な体制を敷いたGAINERは、今季もスーパーGTの上位を争うことになりそうだ。