オーストラリアGP決勝レース後の記者会見で、舌戦を繰り広げたニコ・ロズベルグとセバスチャン・ベッテル。圧勝したメルセデスのロズベルグが「フェラーリが僕らに追いつくことを願っている」と優等生的な発言をしたことに対して、ベッテルは「本当にそう思っているの!? 僕たちより30秒も前でフィニッシュしたのに、その差が縮まることを願っているなんて信じられるわけないよ。スローダウンでもしてくれるの?」と、やり返した。

 ふたりの口撃は続き、ドイツ人ドライバーとして先輩格であるロズベルグは「君たちがメルセデスに挑んできてくれれば、レースはもっと盛り上がり、ファンも興奮し、ひいてはF1界全体にとっていいことだと思う」と主張。するとベッテルは「じゃあマレーシアGPでメルセデスのガレージを公開してよ」と冗談半分で返した。これにロズベルグは少しキレ気味に「いいよ、来たければ来いよ。招待してやるよ」と応じて、会見は終了した。

 ロズベルグにとっては、チームメイトのルイス・ハミルトンに敗れて2位に終わったフラストレーションもあったのだろうか。レース2日後の3月17日にツイッターで、こうつぶやいた。

「セバスチャンの招待について、トト(ウォルフ)やパディ(ロウ)と話して了解を得た。親愛なるセブ(ベッテルの愛称)へ。正式に我々のミーティングへ招待するよ。セパンの金曜日16時だ。ノートを忘れるなよ!」

 しかし、マレーシアGP初日の走行が終わったあとにメルセデスのチームオフィスで開かれたミーティングにベッテルの姿はなかった。

「記者会見でニコは『パドックのみんなを招待する』って言っていたのに、気がついたら僕だけになっていたからね。それに、あの発言はPRでしょ。『僕らはこんなにフレンドリーでオープンなんだ』っていうことをアピールしたいだけ。もし僕が行っても、彼らが本当にすべてのデータをオープンにするとは思えない。だから僕は行かない」と、ベッテルは欠席の理由を語った。

 初日フリー走行はチームメイトのキミ・ライコネンがメルセデス2台に割って入る2番手を獲得、土曜日のフリー走行3回目でも先行を許した。いまベッテルはメルセデスのデータより、ライコネンの走行データのほうを気にしているのかもしれない。

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