GP2のオーガナイザーは、2012年からヨーロッパシリーズとアジアシリーズを統合することを正式に発表した。

 GP2は、以前の国際F3000に代わるシリーズとして2005年から開催され、多くをF1グランプリと併催するなど、今ではF1直轄のカテゴリーとして知られている。
 このシリーズからは、初年度のニコ・ロズベルグを皮切りに、06年のルイス・ハミルトン、07年のティモ・グロック、さらにニコ・ヒュルケンベルグ(09年)やパストール・マルドナド(10年)といったチャンピオン経験者5人が現在もF1で活躍している。

 一方、GP2アジアは、2008年から主にアジア圏を中心にスタートし、こちらも08-09年チャンピオンの小林可夢偉をF1に輩出。ただ、当初はアジア人ドライバーの起用などを条件にオリジナル色も打ち出していたが年々その傾向は薄れ、今年からは両シリーズが第3世代のニューマシンを導入したことで、メインシリーズの前哨戦と捉える多くのチームがそのままエントリーするなど、シリーズの独自性は失われつつあるのが現状だった。

「2011年は両カテゴリーにGP2/11が使用され、今シーズンのアジアシリーズに出場したドライバーのおよそ85パーセントがヨーロッパのシリーズにもエントリーしている」と、オーガナイザーのブルーノ・ミシェルは語っている。
「今年は初めて同じ13チームが両方のシリーズに出場した。我々は彼らと話し合い、2012年からひとつのシリーズとして開催するのが論理的だと判断したんだ」

 またミシュルは、最終戦モンツァから2ヶ月後の11月に、今季カレンダー落ちしていたアブダビラウンドを“GP2ファイナル”として開催することも発表。F1のアブダビGPと併催されるこのレースは、GP2に参戦する13チームが賞金を懸けて争うことになっている。

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