F1イタリアGPの併催レースとして行われたGP2モンツァは、ルカ・フィリッピ(コローニ)とダビデ・バルセッキ(DAMS)がそれぞれ優勝を飾った。
今回のモンツァを含め、残り2ラウンド4レースとなった2012年のGP2。第11ラウンドのモンツァでは、チャンピオン獲得の可能性を残していたふたりのドライバーがタイトルレースから脱落し、チャンピオン争いはランキングの上位2名に絞られた。
土曜の第1レースは、予選3番手からスタートしたフィリッピが、ピットストップ後に首位走行のマックス・チルトン(カーリン)を交わし、古巣での復帰戦を勝利で飾った。
同ポイントでモンツァに乗り込んだランキング首位のバルセッキとルイス・ラジア(アーデン)は明暗が分かれ、6位8ポイントを獲得したバルセッキに対し、ラジアは序盤にファビオ・ライマー(レーシング・エンジニアリング)と接触してリタイア。ノーポイントに加え、第2レースでの5グリッド降格処分を言い渡された。
続く日曜の第2レースは、リバースグリッドで3番手スタートを得たバルセッキが逆転勝利を飾り貴重な17ポイントを獲得。一方、ペナルティで25番手スタートとなったラジアは挽回を図るも16位に終わり第1レースに続き痛恨のノーポイントに終わった。
この結果、ランキングで単独首位に躍り出たバルセッキは2位のラジアに25ポイントの差をつけ、2週間後に迎える最終戦シンガポールに挑むことになった。
なお、一時はランキング3位に浮上し、数字上はタイトル獲得の可能性を残していたザウバーF1のテストドライバー、エステバン・グティエレス(ロータス)は、モンツァでわずか2ポイントにとどまり、同じくチャンスのあったチームメイトのジェームズ・カラドもノーポイントでタイトル争いから脱落している。
