23日にスペイン・バレンシアで行われたGP2シリーズの第14戦は、ニコ・フルケンベルグ(ART)が今季4勝目となるトップチェッカーを受けた。

 前日に行われた第13戦で8位に入ったパスター・マルドナルド(ART)がマシンの最低地上高違反によりレース結果から除外されたことにより、同レースで9位だた小林可夢偉(DAMS)が第14戦のリパース・ポールについた。
 レースは序盤にセーフティカーが導入される波乱の幕開けとなったが、スタートのポジションアップで早々に上位進出にしたフルケンベルグが前を行くマシンの脱落にも助けられてトップに浮上すると、そのまま後続のマシンを抑えきって今季4度目となるトップチェッカーを受けた。2位はセルジオ・ペレス(アーデン)、3位にはビタリー・ペトロフ(バルワ・アダックス)が入った。小林可夢偉は11位に終わっている。

 ランキングは、第14戦で優勝したフルケンベルグが75ポイントとし、2位ペトロフの55ポイントに対し20ポイントのギャップを築いている。

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