19日、GP2シリーズの第2回合同テストがバーレーン・インターナショナル・サーキットで幕を開け、初日はケータハム・レーシングのアレクサンダー・ロッシがトップタイムをマークした。
今年2回目となるシーズン前最後のテストは4月に開幕戦を控えるバーレーンが舞台。テストには先週のヤス・マリーナと同じく26名のドライバーがエントリーしたが、2014年のラインナップを未だ確定していないトライデントはアクシル・ジェフリーズに代えて、2013年のAUTO GPでチャンピオンを獲得したビットリオ・ギレッリを起用している。
初日のセッションは、ダスティな路面を嫌って静かなスタートとなったが、ランチブレイクを前にヒルマー・モータースポーツのダニエル・アプトが昨年のフリー走行で記録されたベストタイムを上回る1分40秒676をマークしてトップにつける。
午後のセッションでも、その他のライバル勢が1分40秒台に入れるなど多くのドライバーがベストタイムを更新してくる。そのなか、ケータハムのロッシがセッション終了の30分前に1分40秒604を記録、午前のトップタイムを更新したアプトを退け、初日首位スタートを切った。3番手にはロシアン・タイムのミッチー・エバンスがつけている。
日本勢では、午前中に1分41秒739をマークした佐藤公哉がトータル50周を走って24番手。朝のセッションで一度マシンがストップしてしまった伊沢拓也(ART)は、それでも初日2番目に多い61周を走破し、25番手につけている。