GP2第3大会モナコは、明日22日にフリー走行と予選が行われる。今季は序盤4レースで4人のウイナーが生まれたGP2。シーズン屈指の特殊な市街地コースで新たに台頭するドライバーは現れるのか。F1でも「ここでの勝利は他のグランプリの3勝に値する」と言われる場所で、伊沢拓也と佐藤公哉ふたりの日本人はどんな走りを見せてくれるだろうか。
逆転必勝法はモナコでも通じる?
前戦バルセロナでは、レース1でジョニー・チェコットが16番グリッドから大逆転Vを飾った。ポールシッターのエンジンストール、再スタートでトップグループが接触と波乱の展開にも助けられ、後方からハードタイヤでスタートする作戦が的中した結果だ。伊沢もバーレーンのレース1で同じ作戦を採って巻き返しており、今季から2スペックのタイヤを使わなければいけないGP2の第1レースで、ひとつの有効な戦略となっている。
なお、チェコットの父アルベルト・ジョニー・チェコットは1975年にヤマハで二輪350ccクラスのワールドチャンピオンを獲得。その後、四輪に転向してF1まで登りつめ、1984年トールマンではアイルトン・セナのチームメイトを務めた人物だ。
バルセロナのレース2は、今季ウイリアムズのリザーブドライバーとなったフェリペ・ナスールがGP2参戦50レース目で初優勝。ナスールはF1のフリー走行1回目にも出走、レース1では3位表彰台を得て御大フランク・ウイリアムズに祝福を受け、充実した週末を過ごした。未勝利のトンネルを脱し、現在ポイントランキング3位につけている。
走行初日からクライマックス
GP2ルーキーの伊沢と佐藤は、ともにモナコ初走行。これまで同様、45分間のフリー走行のみで予選を迎えることになる。決勝でのペースには自信を持つ伊沢は「とにかく予選の順位を上げたい」と、まずは木曜日に照準を合わせる。
バルセロナでトップから1秒差というペースに苦しんだ佐藤は、カンポス・レーシングのシミュレータを使い、モナコの難コースに備えてきたという。
ピレリが用意するタイヤは、プライム:ソフト、オプション:スーパーソフト。モナコの予選は2グループに分かれ、それぞれ16分間のセッションとなる。
『F1速報』ウェブサイトでは、今週もモナコから最新情報をレポート。なお雑誌では「伊沢拓也のGP2参戦記」を連載中で、モナコGP号は5月29日(木)発売予定。
2014年 GP2 モナコ タイムスケジュール
フリー走行/5月22日(木)12:00〜12:45(19:00〜19:45)
予選/5月22日(木)
グループA 16:15〜16:31(23:15〜23:31)
グループB 16:39〜16:55(23:39〜23:55)
決勝1/5月23日(金) 11:15〜(18:15〜)
決勝2/5月24日(土) 16:10〜(23:10〜)
※( )内は日本時間
GP2公式サイト
http://www.gp2series.com/