GP2の今季最終戦モンツァは、のルカ・フィリップ(コローニ)とクリスチャン・ビエトリス(レーシング・エンジニアリング)が優勝を飾った。
第1レースでは、予選2番手のフィリッピがスタートでポールシッターのチャールズ・ピック(バルワ・アダックス)からトップを奪うと、その後はレースをコントロールし、最後は後続に5秒のギャップをつけて母国レースを制した。2位はピック、3位には今季のチャンピオンを決めているロメイン・グロージャン(DAMS)が入った。
シーズンのファイナルレースとなった第2レースは、リバースグリッドの2番手からスタートしたビエトリスが優勝。2位ファビオ・ライマー(ラパックス)、3位はジュール・ビアンキ(ロータス・ART)となった。
なお、チャンピオンシップでは、第2レースで5位に入ったフィリッピがビアンキを1ポイント逆転してシリーズ2位を獲得。チャンピオンは前戦スパでタイトルを決めていたグロージャンだった。
