週末に行われたGP2シリーズ第3ラウンドのモナコは、ダビデ・バルセッキ(チーム・エアアジア)とチャールズ・ピック(バルワ・アダックス)がそれぞれ優勝を飾った。
予選は、最速タイムをマークしたギド・バン・デル・ガルデ(バルワ・アダックス)がペナルティによってポジションを失い、第1レースのポールにはサム・バード(iスポーツ)がつける。しかし、レースではバードがスタートに失敗し、代わってトップに浮上した2番手スタートのバルセッキがセーフティカー出動で11台がリタイアするという荒れたレースを制し、エアアジアにGP2初勝利をもたらした。
日曜の第2レースは、第1レース7位でフロントロウに並ぶはずだったオリバー・ターベイ(カーリン)が、第1レースでドライブスルーペナルティを実行できず(無線の故障)、レース後のタイム加算ペナルティで14位に後退。それにより9位フィニッシュのピックがリバースグリッドのポールを獲得し、そのままポール・トゥ・ウインを決めた。
第1レースの2位はアルバロ・パレンテ(レーシングエンジニアリング)、3位ルカ・フィリッピ(スーパーノバ)。第2レースはヨセフ・クラル(アーデン)が2位、3位にロメイン・グロージャン(DAMS)が入っている。
