チョイ濡れスリックという、波乱要素が詰まったGP2バルセロナのレース2。20番グリッドからスタートした伊沢拓也はレースでの巧さを発揮して、終盤は開幕戦を彷彿とさせるオーバーテイクを連発。13位でチェッカーを受けることとなった。

 課題だったスタートも、このレースでは大きく改善した。

「無線が壊れてスタートで何台抜いて、その後のオープニングラップでどうなったか正確には分かっていないですけど、かなり良いスタートが切れた。(日本でGP2のスタートのアドバイスをくれた)吉本(大樹)さん、ありがとうございました(笑)」

 好スタートを切った伊沢はオープニングラップで17位、3周目には15位まで順位を上げる。そしてタイヤをマネジメントして終盤勝負。残り5周となったところで、「突然、まわりがバタバタとペースが落ち始めた」と、前のクルマのタイヤがタレ始めたとみるや、さまざまなコーナーでオーバーテイクを仕掛け、3台を抜いて12位まで順位をアップ。

 しかし、最終ラップで後ろのマシンに抜かれて、結局13位でこのバルセロナを終えた。

「最後はちょっと油断もしていた。入れる距離じゃないと思って普通にブレーキしたら入ってきて、危ないと思ったのでよけました」

 これで2ラウンド4戦を終えた。GP2での課題を伊沢はどう感じているのだろう。

「ちょっとタイプの違うサーキットで両方ともレースのペースは速かったので、そこは自信を持っていいのかなと。あとは予選になってくるんですけど、それも知っているコースもあれば知らないコースもあるので、簡単ではない戦いがこの先、ずっと続くと思うんですけど、そこはもっとクルマを理解すれば、コースを知らないハンデは取り返せると思う。今はとにかく。内容も何も関係ないので、とにかく予選の順位を上げたい」

 レース2を終えた伊沢に、マクラーレンの今井弘エンジニアが話しかける。今井はどのような言葉を伊沢に掛けたのか。伊沢に聞いた。

「僕のことより、今のタイヤどうだった? と聞かれました(笑)」

 さすが今井エンジニア、と言うべきか。

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