GP3シリーズは、F1イタリアGPの舞台モンツァで今シーズンの最終戦を迎え、タイトルに王手をかけていたMWアーデンのミッチー・エバンスが苦しんだ末に悲願のチャンピオンを獲得した。

 ランキング暫定2位のアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(カーリン)に21.5ポイントの大量リードを築き、モンツァに乗り込んだ選手権リーダーのエバンスだったが、最終戦はタイトルのプレッシャーからか思わぬ苦戦を強いられた。第1レースをいきなりオープニングラップで終えたエバンスは、さらに第2レースもアクシデントによるトラブルでレース終盤は後方に沈み、自力でタイトルを決めることができず。最後は上位を争うライバルの結果を見守るかたちとなった。

 一方、ランキング暫定4位につけていたダニエル・アプト(ロータスGP)は第1レースの優勝でタイトルコンテンダーに名乗りをあげると第2レースも優勝争いを展開し、大逆転での王座獲得にあと一歩まで迫った。しかし、最後は今季初優勝を目指すティオ・エリナス(マルシャ・マノー)がアプトの前に立ちふさがり1秒差でトップフィニッシュ。優勝が条件だったアプトは目前でタイトルを逃すことになった。

 この結果、2012年のチャンピオンにはエバンスが輝き、2位にアプト、3位はダ・コスタで全8ラウンドのシーズンは終了。コンストラクラターズ選手権はロータスGPが獲得した。
 なお、第5ラウンドのドイツからシートを失っていた日本人ドライバーの桜井孝太郎は最終戦でも復帰ならず、結局3ラウンド6レースの出場で初のGP3シリーズを終えている。

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