GP3シリーズは、来シーズンから導入予定の2014年型ニューマシンの開発車両テストをアブダビのヤス・マリーナ・サーキットで行った。
今回のテストは、2012年のチャンピオンドライバー、ミッチー・エバンスがステアリングを握り、トータル115周を走行。エバンスは、今月7日(木)に最初のテストを行った後、週末の土日も使ってタイヤのテストにも取り組んだ。
「(開発の)焦点はフロントのメカニカルグリップを増やすことだった」
「2014年シーズンは、ドライバーがアグレッシブにコーナーに切り込み、ブレーキングとオーバーテイクを容易にできることが目標だ」と、GP3の技術責任者であるディディエ・ペリンは語っている。
また今回のテストでは、前車の影響によるダウンフォースのロスを軽減する新たなフロントウイングも投入されている。
「どのような方向性をとるかはまだ決定していない。2014年シーズンに向けてあらゆる可能性とアイデアに取り組むつもりだ」
