Grand-Am GT 第4戦 #41デンプシーレーシングRX-8が4位入賞

2011 Grand-Am Rolex Series Round4
Bosch Engineering 250, Virginia International Raceway

雨で最悪のコンディションとなったGrand-Am GT 第4戦。デンプシーレーシングのジェームス・グーとデーン・キャメロンがドライブする#41 RX-8 GTが、彼らの今季自己最高であり、同レースのRX-8勢でトップとなる4位を獲得した。

一方、決勝前日の練習走行でトップレベルのタイムで走行していたもう一台のデンプシーレーシング、#40 RX-8 GTは、パトリック・デンプシーのドライブ中にタイヤのグリップを失いコースアウトしてしまう。タイヤバリアにタッチするも、ほぼ無傷でコースに復帰しようとしたが、不運にも同じ場所にデイトナ・プロトタイプ(DP)がコースアウトし、#40に正面から突っ込んでしまう。このアクシデントで、フロントノーズとラジエターを交換してレースに望んだ#40は、決勝を13位でフィニッシュした。

#70は、シルベイン・トレンブレイがスターティングドライバーを担当。大雨の中、ドライバーチェンジするまでの1時間、トップグループでレースをリードしていた。チームは次にジョナサン・ボマリトを送り出した。スリックタイヤに交換してのピットアウトは、ドライコンディションを見越しての作戦だった。しかしながら、走行中にDP車によりプッシュアウト、グラスエリアで泥につかまりスタックしてしまい、約10分、4周をロスして14位でフィニッシュした。

ディフェンディングチャンピオンの#69 RX-8 GTも同様に、ヘビーレインのコンディションにつかまりスピンしてしまう。しかしながら、ドライブしていたシーガルは、なんとかスタックせずにコースに復帰し、結果8位でゴールした。
さらに、チームサーレンの#42 RX-8 GTが9位、#30レーサーズエッジが10位と続いた。

今回のレースで、#41と#70の獲得ポイントは100ポイントとなり、3台が同ポイントでの4位となり、ポイントリーダーとの差は16ポイントとなった。

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