グローバル・ラリークロス(GRC)は15日、ワシントンD.C.で第7戦が行われ、ネルソン・ピケJr.(フォード・フィエスタST)が参戦21戦目で初優勝を飾った。

 シリーズ第7戦は首都ワシントンD.C.にある市営スタジアム、ロバート・F・ケネディ・メモリアル・スタジアムに設けられた特設コースで開催された。

 ファイナル前日の14日に行われたヒートを制し、好調ぶりをアピールしたピケJr.は15日のセミ・ファイナルもトップでチェッカーを受け、ファイナルで最も有利な1列目イン側を確保。アウト側には、14日のセッションでトップタイムをマークしたスコット・スピード(フォルクスワーゲン・ビートル)が続いた。

 ピケJr.はファイナルで好スタートを決めトップで1コーナーをクリア。前半はリードを拡大するも、レース終盤には、2番手のパトリック・サンデル(フォード・フィエスタST)にギャップを詰められることに。テール・トゥ・ノーズの状態となったほか、マシン左リアのフェンダーがタイヤに当たり、白煙が上がるアクシデントがあったものの、ピケJr.が首位の座を守りきり、GRC初優勝を飾った。

 2位にはサンデルが入り、3位はタナー・ファウスト(フォルクスワーゲン・ビートル)とスティーブ・アーピン(フォード・フィエスタST)との順位争いを制したランキング首位のケン・ブロック(フォード・フィエスタSAT)が獲得した。

 参戦21戦目で初優勝したピケJr.は「毎戦、マシンを速く、競争力のあるものに仕上げてくれたチームに感謝したい」と語った。

「もちろん勝つことを目標としてGRCに挑んでいるから、ここ数戦は結果が出せず、フラストレーションがたまっていた。しかし、今回の勝利で報われた気分だよ。今後も勝利を重ねていけたら嬉しいね」

 GRC第8戦・第9戦は9月12日~13日にカリフォルニア州ロサンゼルスで行われる。

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