スーパーGTの公式テストが9日から富士スピードウェイで開幕し、GT500クラスは15台、GT300クラスは14台が参加している。GT500クラスでは各陣営富士仕様のエアロパーツで走行しているが、ホンダHSV-010勢に斬新なパーツも登場した。

 8月9日(木)〜10日(金)の予定で行われるスーパーGT公式テスト。8月18日〜19日に開催されるスーパーGT第5戦インターナショナルポッカ1000km、そして9月の第6戦富士を見据えたタイヤや車体面でのテストが行われることになる。

 テストとは言え、この日は夏休み期間中ということもあり、多くの子ども連れなどの一般ファンが富士スピードウェイを訪れた。そんな中、午前10時からスタートした公式練習は、時折日射しもあるものの、この季節にしてはそれほど暑くなく、過ごしやすい中でのテスト開始となった。

 GT500クラスでは、レクサス、ニッサン、ホンダともに、高速コースである富士スピードウェイ用の“ロードラッグ仕様”の空力パーツで走行をスタートさせたが、セッション途中からホンダHSV-010勢のうちの2台、RAYBRIG HSV-010とウイダーHSV-010が斬新な形状とも言える、フロントフェンダー上にサイドミラーを置いた“フェンダーミラー仕様”で登場。周回を重ねた。

 12時までの2時間の間で行われたセッションでは、途中スピン等も発生したものの、大きなアクシデントはなく終了。GT500クラスではD'station ADVAN GT-Rがトップタイムをマーク。KEIHIN HSV-010、KeePer Kraft SC430というトップ3でセッションを終えた。前戦SUGOのウイナー、ENEOS SUSTINA SC430が4番手。MOTUL AUTECH GT-Rが5番手となった。

 GT300クラスでは、セッション途中まで第4戦SUGOでも速さをみせたapr HASEPRO PRIUS GTがトップにつけていたものの、最終的にこのセッションのベストタイムを奪ったのは前戦がデビュー戦だった無限CR-Z GT。2番手にコンマ4秒差をつけるタイムとなった。

 2番手にはapr HASEPRO PRIUS GTがつけ、なんとハイブリッド車がワンツーという結果に。3番手にはランキング首位のエンドレスTAISAN PORSCHEがつけ、第4戦ウイナーのS Road NDDP GT-Rが3番手につけた。

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