スーパーGT第7戦オートポリスは決勝日を迎え、30分間のフリー走行が行われた。各チームが決勝に向けて周回を重ねる中、RAYBRIG HSV-010がトップタイムをマーク。ウイダーHSV-010、EPSON HSV-010とHSV-010勢が上位を占めた。
前日とは異なり、曇天のもと迎えたスーパーGT第7戦オートポリスの決勝日。午前9時20分から迎えた朝のフリー走行では、昨年開催されていないことでデータが少ないチームが多いのか、少しでも走行時間を稼ごうとGT500、GT300のマシンたちが一斉にコースに入った。
GT500クラスは序盤、伊沢拓也がドライブするRAYBRIG HSV-010がまずは1分42秒台のタイムをマーク。その他のマシンは1分44秒台から47秒台というところで周回を重ねていく。ベストタイムもアベレージもHSV-010は好調なようで、1分45秒前後のラップタイムをマークしていった。
セッション途中、ドライバー交代を行いながらフィーリングを確認していくチームが多い中、片方のドライバーに集中して周回を任せるチームも。昨日猛威を振るったミシュラン勢も、タイヤのフィーリングを確認しながらラップを重ねた。
30分のセッションではART TASTE GT3Rが途中スピンを喫した状況もあったが、それ以外は大きなアクシデントはなくセッション終了。RAYBRIG HSV-010がトップ、ウイダーHSV-010、EPSON HSV-010とHSV-010勢がベストタイム上位を占めた。
GT300クラスはポールポジションのR&D SPORT LEGACY B4がセッション終盤までベストタイムを維持。ラップタイムも好調だったが、終盤に平中克幸のドライブするJIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458がベストタイムを更新した。
JLOCの3台のランボルギーニ・ガイヤルド勢は、原因不明ながらセッション終盤まで1台も走行できず。チェッカー間際に#88 JLOCランボルギーニRG-3がようやくタイムを記録。#86JLOCランボルギーニRG-3はピットアウトするも、コースインに間に合わなかった。なお、前日クラッシュしたRUNUP SPORTS CORVETTEはこのセッションでもガレージが開くことはなかった。
