GTアソシエイションの坂東正明代表は、スーパーGT第3戦セパンの会場で、DTMドイツツーリングカー選手権との車両規則共通化について、2014年の統合に向けた方向性作りの議論が成立したと明らかにした。

 DTMとの車両規則共通化については、2009年から交渉が本格化。DTMでは今季2012年から新レギュレーションの導入を控えていたこともあり、DTMで導入されている共通モノコックを使い、スーパーGTと米グランダム・シリーズとの間で車両規則を統一化できないかという交渉が展開されていた。

 この車両規則共通化については、2010年〜2011年と継続して交渉が続けられていたが、スーパーGT側としては日本のモノ作りの部分を大事にしつつ、共通化しコストを下げられる部分については柔軟に対応するべく交渉が行われていた。

 もし2014年から新しい車両規則をスーパーGTに導入する場合、今年5月ごろがデッドラインになると坂東代表は第1戦岡山の際に明らかにしていたが、9日、坂東代表は「2014年の統一に向けて、方向性作りの議論は成立した」と明らかにした。

 セミ耐久でドライバーが2名以上ドライブするスーパーGTと、ドライバー1名でスプリントのDTMの間ではレース運用上の違いがあったり、また将来ホンダがミッドシップのNSXの参戦を希望するなど、スーパーGTとDTMの間ではクリアしなければならない課題は多いが、今後車両規則がどういった形で発表されていくのか、しばらく注目していきたいところだ。

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