ホンダのレース活動の系譜を振り返る特設サイト『Honda Racing Gallery』上で、2002年に佐藤琢磨がドライブしたジョーダンEJ12・ホンダが新たに紹介されている。
Honda Racing Galleryは、ツインリンクもてぎ内の『Honda Collection Hall』に所蔵されているマシンを中心に、『レーシングオン』、『F1速報』が撮り下ろした写真に加えて、当時のエピソードなどをふんだんに盛り込んだ解説記事でホンダのこれまでのレース活動を振り返る特設サイトだ。
新たに追加された02年のジョーダンEJ12の項目では、資金難でチームスタッフが次々と去っていくなか、かつて同チームで技術的な基礎を作り上げたゲイリー・アンダーソンがチームに復帰し改良に臨んだという背景を含め、マシンの素性や特性を解説。
また、このマシンでF1デビューを果たした佐藤琢磨の活躍を絡めながら、開発によるマシンの進化を追っている。佐藤琢磨がF1初入賞を果たした日本グランプリのレースの模様も詳細に綴られている。
撮り下ろしの写真では、マシンの外観に加え、コクピットの詳細、エンジンのRA002Eやシャシーナンバーが記されたプレートなどが収められている。
■Honda Racing Galleryはこちら
http://www.honda.co.jp/Racing/gallery/2002/01/