ヒスパニア・レーシングF1チーム(HRT)は14日、チーム代表を務めてきたコリン・コレスのチーム離脱を発表した。
ドイツ出身のコレスは、2005年にミッドランドF1のマネージャーとしてF1の舞台に入り、07年にはスパイカーF1、その後フォース・インディアへの関与などを経て、2010年からヒスパニアのチーム代表を務めていた。その他にも、ル・マン・シリーズでアウディを走らせたり、過去にはF3チームも運営していた。
HRTは14日、「HRT F1チームとコリン・コレス博士は協力関係を終える合意に達し、12月15日付けでチーム代表のポストを辞することになった」とするプレスリリースを発行した。
「この決定は、スペインへ移るチームの新しい組織の決定による。HRT F1チームは、過去2年に渡るチームでの仕事と貢献に感謝し、コレス博士の今後のプロジェクトの成功を祈っている」