IZODインディカー・シリーズは、2014年に開催を決定したインディアナポリス・モーター・スピードウェイ(IMS)のロードコースでのレース“グランプリ・オブ・インディアナポリス”の詳細を発表した。レースは5月8日から10日に開催され、5月末のインディ500と合わせIMSで1カ月戦う“マンス・オブ・メイ”が帰ってくる。
IMSでのロードコースレースは、5月25日に行われる第98回インディアナポリス500マイルレースへと続く、開幕第1週の週末イベントとして開催。14個のコーナーを持つ全長2.434マイルのコースで、オーバルコースのターン1からターン2のストレート使用する。さらにスタンディングスタートとし、F1アメリカGPで行ったように右回りコースで行うとのこと。
発表イベントで走行を行ったジョセフ・ニューガーデンは「過去何年も丸1カ月インディアナポリスで過ごしてきたが、僕はそれを体験してないんだ。ファンは、IMSでインディカーと多くの時間を持つことができるし、とても刺激的な事だと思うよ」とコメント。
IMSでのロードコース開催を考察するためにテストを行ったグラハム・レイホールは、「シリーズにとって素晴らしいレースを見せる機会だと思う。50年前のインディ500で父がレースをしてた時とは今の状態は違うが、インディは変わらない。“マンス・オブ・メイ”が戻って来るのは、インディ500にとってプラスなことさ」と語る。
IMSのCEOであるマーク・マイルズは、「グランプリ・オブ・インディアナポリスは、ファンや我々のサポーターにとって、“マンス・オブ・メイ”、そしてインディ500やインディカー・シリーズをよりスリルなものに導いてくれる。インディ500へと続く5月のエキサイティングな週末のひとつになるだろう」
オーバーテイクゾーンを増やすためにロードコースの改築計画は進んでおり、観客席の増強も行われると発表された。
グランプリ・オブ・インディアナポリスは、5月8日にプラクティス、9日にプラクティスと予選、そして10日レースの開催が予定されオープンテストもスケジュールされている。レースが終わった翌日の11日からはインディ500のプラクティスが開催される。