ハルマン&カンパニーおよびインディアナポリス・モーター・スピードウェイの取締役会が、ハルマン-ジョージ・グループのCEO、トニー・ジョージの退任を発表した。

 現在取締役副社長兼筆頭弁護士のW.カーティス・ブリントンが、ハルマン&カンパニーの会長およびCEOを務め、取締役副社長兼CFOのジェフリー・G.ベルスカスがインディアナポリス・モーター・スピードウェイ・コーポレーションの会長およびCEOの座に就く。トニー・ジョージは、今後もハルマン-ジョージ・グループの取締役を務める。

 今年5月に取締役会がトニー・ジョージの解任を決めたとの報道が流れたが、ジョージおよびその母親でIMS取締役会長のマリ・ハルマン・ジョージはその報道を否定していた。

 取締役会は6月30日、声明を発表、マリ・ハルマン・ジョージが以下のように述べた。
「我々の取締役会は、トニーに対し、ビジネス体制における効率化を達成し、彼のリーダーシップをインディ・レーシング・リーグに集中させることを目的とした幹部体制の形成を要請した」
「オープンホイールシリーズが統一され、IMSが長年育て上げてきた経験あるマネージメントチームも存在するため、彼のファミリーおよび彼とファミリーの個人事業の利益を考え、彼はビジョン・レーシングのチームオーナーの職務に専念すべき時がきたとの決断を下した」

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