ミドオハイオで開催されたIRL第13戦で、スコット・ディクソン(ターゲット・チップ・ガナッシ)が記録となるシリーズ20勝目を獲得し、ランキングトップに浮上した。
ジャスティン・ウイルソン(デイル・コイン・レーシング)が6周目にポールシッターのライアン・ブリスコー(チーム・ペンスキー)をパスしてトップに立つが、3番グリッドからスタートしたディクソンは1回目のピットストップで2位に浮上し、その後リードを奪う。ウイルソンは燃料切れでピットインし、エンジンストールもあって大きくロス、大幅に順位を落とした。最終的にブリスコーが2位を確保し、3位にはダリオ・フランキッティ(ターゲット・チップ・ガナッシ)が入った。11番グリッドからスタートした武藤英紀(アンドレッティ・グリーン・レーシング)は、ロードコースでの自己ベストにあたる5位でフィニッシュしている。
今回の勝利でIRL史上最多勝利ドライバーとなったディクソンは、ポイントランキングでもトップに立った。2位にはわずか3ポイントでブリスコー、3位にはフランキッティが続いている。
