IRLインディカー・シリーズ第16戦ブリヂストン インディジャパン300マイルに出場している3人の日本人ドライバーが、予選日について語った。ターン3でクラッシュした武藤英紀(AGR)は、「衝撃が大きかったので少し記憶が飛んでいる部分はありますが、体は大丈夫です。明日はスペアカーでいい走りをしたい」と語っている。

松浦孝亮(コンクエスト・レーシング:予選17番手)
「もてぎへの出場を決めてから、また走るということにあまり実感がなかったのですが、セッションを進めていくうちにだんだん感覚が戻ってきました。最初のセッションはうまく進められたのですが、2回目のセッションではマシンが少しアンバランスになってしまったのですが、予選では元に戻して望みました。僕のまえにエリオがクラッシュしてしまって、ちょっとクラッシュはトラウマになっているので(笑)いやな感じにはなったのですが、でもマシンはよかったです。15位以内にいければとは思っていましたが」

ロジャー安川(ドレイヤー&レインボールド・レーシング:予選18番手)
「最初の何周かは体が硬いなとは感じたのですが、それ以上に『ドライバーという仕事ができて恵まれているな』と思いました。1回目の走行ではあまり走れず、そうしているうちに予選になってしまったという感じです。けれどもセッティングに関しては今までで一番満足しています。ただ予選順位はチームメートに負けています。もっとターン3、4でプッシュできたかなとも思うのですが、クラッシュしてはレースに出れなくなってしまうので(笑)。やり残したことはまだまだありますが、この18番手からできるだけがんばります」

武藤英紀(アンドレッティ-グリーン・レーシング:予選DNQ)
「予選前スピードが伸び悩んでいたので、セッティングを大きく変えました。マシンに乗り込むときはとても冷静でしたが、ターン3から4にかけて減速しきれずクラッシュしてしまいました。衝撃が大きかったので少し記憶が飛んでいる部分はありますが、体は大丈夫です。前戦シカゴでもクラッシュしてしまいましたので、3週間ぶりですね(笑)。ただ、もてぎへ向け体調も万全に整えて、昨日もよく眠れて、すごく調子がよかったにもかかわらずクラッシュという結果になってしまい、『人生っておもしろいな』と感じています(笑)。なにも準備しなくてもうまく結果が出る日もあるので。明日はスペアカーでの出場となります。セッティングは今日の午前中に決めてあり、ラップタイムもよかったのでそれほど心配はしていません。ファンから暖かい言葉もかけてもらったので、明日はいい走りをしたいです」

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