IRL第2戦、セントピータースバーグの決勝レースはメキシコ湾を渡ってフロリダ半島へと進んできた雨雲が急激な雨と雷をもたらしたため、レースは順延となった(下記関連ニュースを参照)。レースはアメリカ東部時間の翌月曜日、午前10時にスタートされるスケジュールへと改められ、順延されたレースは無料で観戦できることにしたという。

 大会プロモーターのグリーンサボリー・プロモーションズのマネージングディレクター、ケビン・サボリーは「ファンの皆様のサポートに感謝をしています。ぜひ、皆さんには3月29日のレースをご覧頂きたいと思っています。皆さんへの感謝の気持ちとしてゲートを開放して、決勝を楽しんでもらいたいと考えています」とコメント。
 セントピータースバーグ市は夜の間、トラック上およびインフィールドの水たまり除去作業にとりかかっている。IRL側も「雨での走行ができる装備ではあるが、選手、チーム、オフィシャル、そして一番重要なファンの安全を考えての決定」(コンペティション&レースオペレーション代表、ブライアン・バーンハート)と声明を出している。

 選手からもコメントが寄せられ、武藤英紀(ニューマン-ハース・ラニガン・レーシング)は「ファンとチームの安全を考えると順延はよい判断。無理にレースを実施したとしたら、きっと1台しかフィニッシュできないのではないかと思う。皆さんは明日、いいレースが観られるはず。ウォームアップではクルマの状態もよかったので、普通のコンディションならばいいレースができそうだ」と語っている。
 また、アレックス・タグリアーニ(FAZZTレース・チーム)は「大会がここの素晴らしいストリートコースで素晴らしい天候で幕を開けたにも関わらず、決勝でこのような天気になってしまったのは、特にファンの皆さんにとって残念なことだ。我々はどんな状態でも準備はできているので、決勝の直前ギリギリまで状況を判断してレースに備えたい」とコメントしている。

 日曜日、選手たちは30分のウォームアップセッションを走行し、午後最初のインディライツのレースのタイミングで雨が降りだし、今回の決定がなされている。

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