IRL第4戦ロングビーチの決勝が行われ、ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポーツ)が優勝。2位にはジャスティン・ウイルソン(ドレイヤー&レインボールド・レーシング)、3位はウィル・パワー(ベリゾン・チーム・ペンスキー)という表彰台となった。武藤英紀(ニューマン-ハース・ラニガン・レーシング)、佐藤琢磨(KVレーシング・テクノロジー)はそれぞれ13、18位でレースをフィニッシュしている。

 ハンター-レイはウイルソンに対して5.6秒の差をつけてトップでコントロールラインを通過。「レースキャリアで一番楽しかった。というのもこんなにうまくレースが展開したことはなかった」と喜ぶハンター-レイだが、実は最近、母親を亡くしたばかりだった。「今日はお母さんが、このあたりにいるんじゃないかな。最後の数周は言ってたんだ『これはお母さんに捧げるレースだ』って」。
 マイケル・アンドレッティが率いるチームにとっては2008年のリッチモンドでのトニー・カナーン以来の勝利となった。「ここは好きな場所なんだ。ドライバーとして(1986年に)初優勝を挙げた場所であるし、チームの単独オーナーとなってから初めての勝利を飾る場所となった」。

 ポールからスタートのパワーは「ギアが1速でスタックしてしまった」ことで18周目のターン11でわずかな時間だが、スロー走行を強いられた。「原因はわからないし、もう2度と起こって欲しくないと願いながらの走行になってしまった。なんとか、トラブルは解消してスピードも戻ったけど、ポジションは失ってしまった」。
 それでもポイントリーダーの座を守ることができ、「目標はチャンピオン。まだ、その最前線にいるから、トータルで見ればいいレースだった」と3位で納得。

 2位ウイルソンは、アレックス・ロイド(デイル・コイン・レーシング)との接触により、フロントノーズを破損。「強烈に燃費走行をする作戦採っていたところだけに本当に残念だった。でもウイングを交換してから2位でフィニッシュできたのはチームのデザイナーたちのおかげだよ」。
 日本人ドライバー2名は、武藤がトップから28.6秒遅れ、前走のダリオ・フランキッティ(ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング)からは0.5秒遅れの13位。琢磨は1ラップダウンの18位でレースを終えている。

 ポイントランキングはパワーが172でリード。続いて130ポイントのエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)、ハンター-レイ(129ポイント)、ウィルソン(125ポイント)というトップ4となった。

IRL第4戦ロングビーチ決勝 ハイライト動画

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