パトロン・ハイクロフト・レーシングからALMSに参戦しているスコット・シャープが、今年5月のインディ500にパンサー・レーシングから出場することが明らかになった。

 シャープは2007年までインディカーに出場した後、2008年にALMSに転向、デイビッド・ブラバムと組み、今年第2戦セント・ピーターズバーグではアキュラのLMP1クラス初優勝を成し遂げている。
 今年のインディ500でシャープは、スポンサー、テキーラ・パトロンと共にパンサーの2台目のダラーラ(カーナンバー16)をドライブする。
 チームメイトは、今季パンサーでカーナンバー4ナショナル・ガード・ダラーラをドライブしているダン・ウェルドン。このふたりは今季のインディ500の参戦者たちの中で最も経験豊かなペアのひとつといえるだろう。シャープは2001年にポールポジションを獲得した経験を持ち、ウェルドンは2005年に優勝を上げ、その年のシリーズタイトルを獲得した。シャープは現在もインディカー・シリーズの歴史の中で最も経験豊かなドライバーであり、最多出走146回を誇り、優勝9回、ポールポジション6回を獲得している。

「インディアナポリス500に戻ってこられることになり、どれだけ興奮しているか、言葉に表すことができないよ」とシャープ。
「特に、テキーラ・パトロンとパンサー・レーシングと組むチャンスが訪れたことが嬉しい。テキーラ・パトロンの支援には感謝している。ジョン・バーンズとパンサーチームの誰もが、マシンをトップにつけるための努力を惜しまない。それは彼らの結果に表れているよね。僕らは素晴らしいコンビネーションになると思う」

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