JAF Grand Prix SUPER GT & Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP 2011が11日、富士スピードウェイで開幕し、金曜午前のスーパーGTフリー走行が行われた。あいにくの雨模様となったセッションでは、GT500はカルソニックIMPUL GT-Rが、GT300はJIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458がトップタイムをマークしている。

 いよいよ金曜日をとなり開幕を迎えた2011年のJAF Grand Prix FUJI SPRINT CUP。この日はフォーミュラ・ニッポンのフリー走行とともにスーパーGTはフリー走行と公式予選が行われる。

 しかし、迎えた金曜朝の富士スピードウェイはあいにくの雨模様。午前9時30分のセッション開始時点ではかなり雨量も多く、コースイン直後からハセプロMAイワサキaprカローラ、ARTA HSV-010、MOTUL AUTECH GT-Rがスピン。コース上はかなりハイドロプレーニングが起きやすい状況となっており、ARTAはその後マシンを破損。ピットに戻った。

 その後も雨量が多い状態が続き、開始13分には最終コーナーの縁石に乗ってしまったR'Qs Vemac 350Rがスピン、反対側のガードレールにクラッシュしてしまい赤旗提示となってしまう。セッション再開にはやや時間がかかり、セッション再開後も水量は変わらず多い状況が続いた。

 GT500クラスでは、今季のシリーズ戦同様雨で猛威を発揮するかと思われたミシュラン勢が序盤はそれほどタイムが伸びず。ブリヂストン装着のENEOS SUSTINA SC430、RAYBRIG HSV-010、MOTUL AUTECH GT-R、カルソニックIMPUL GT-Rらが上位につける。

 一方、GT300クラスでは今季王者の初音ミク グッドスマイル BMW、ランキング2位のJIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458、またVerity TAISAN Porscheも速さをみせている。

 その後も雨は弱まることはなく1時間のセッションは終了。GT500クラスはカルソニックIMPUL GT-Rがトップ。MOTUL AUTECH GT-R、ENEOS SUSTINA SC430とBS勢がトップ3を独占した。ミシュラン勢の最上位はDENSO SARD SC430の5番手。GT500チャンピオンのS Road MOLA GT-Rは8番手となっている。

 GT300クラスはJIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458がトップタイムをマーク。Verity TAISAN Porsche、PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリと続き、チャンピオンの初音ミク グッドスマイル BMWが4番手となった。

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