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スーパーGTニュース

投稿日: 2012.04.11 00:00
更新日: 2018.02.16 08:22

JLOC松田「5位以内でチェッカーの手応えあった」


SUPERGT 第1戦岡山
順調に順位を上げるも、惜しくもリタイヤ
2012年4月2日

SUPERGTシリーズ開幕の第1戦が、F1が開催された事で有名な岡山国際サーキットで開催された。Team JLOCからVerity BOMEX JLOC RG-3にてGT300クラスに参戦する山下潤一郎(やましたじゅんいちろう)松田秀士(まつだひでし)は、予選16番手から順調に順位を上げていくも、22周目にクラッチトラブルのため、惜しくもリタイヤとなった。

■レース結果
予選:16番手/決勝:リタイヤ

■レースリポート
31日:雨天:公式練習はウエットコンディションで始まったが、後半、雨が止み、路面が乾いていくという変化に合わせてセットアップを進めていく。今年の公式予選は、F1でもおなじみの「ノックダウン」方式が採用された。(Q1で16台、Q2で10台に絞られ、Q3では、10台でポールポジションを争う方式)ドライで迎えたQ1は松田選手が担当。途中雨が降ってくるコンディションの中16位でQ2へ進出。Q2は山下選手が担当するも雨が降ったりやんだりする難しいコンディションの中、順位を上げることが出来ず、16位で予選終了となった。

1日:雨→快晴:16番手グリッドでむかえた開幕戦、松田選手がスタートを担当。スタートでの混戦もなく、1LAP目は順位をキープし、16番手で通過。スタート時に15番手のポルシェがスタートに失敗し、前グループとの差が大きく空いてしまうが、順調にペースをあげ、GT3勢を1台ずつ交わし順位を上げていった。10周を経過して、全体のペースが落ち着いていく中、中盤勢では上位のタイムで淡々と前車を追いかける展開の中、12位まで順位をあげ、突然ペースダウン。ドライバーからは駆動が伝わらないとの無線が入り、チームはピットインを指示。ピットにて修復を試みるもクラッチのトラブルと判断し、残念ながらリタイヤとなった。

■山下潤一郎コメント
全体の中でもいいペースでレースができ、燃費に優れるガヤルドにも凄くいい展開でした。FIA-GT3勢の燃費が悪く、燃費のいいガヤルドにとって、有利なレース展開を狙っていたので、とても残念ですが、これもレースですね。短い時間の中で車を仕上げてくれたチームスタッフや、チャンスをいただいたスポンサーの方々に本当に感謝しています。次戦の冨士は500kmの長丁場なので燃費の良さを生かし、上位進出を狙います。応援よろしくお願い致します。

■松田秀士コメント
初戦、しかも開幕前の短いスケジュールにもかかわらず、メカニック及びチーム、そしてご協賛企業の皆さんの努力のおかげで、マシンはかなり戦闘力をつけていました。今年はGT3マシンのパフォーマンスが他の車両に対して高く、我々は苦戦を強いられていますが、その他の車両の中ではトップクラスのパフォーマンスを見せることができたと思います。結果的にクラッチトラブルでリタイヤしてしまいましたが、うまくいけば5位以内でのチェッカーを確信できる手応えがありました。次戦の富士は500kmと長丁場になりトラブルを出さなければイケル!と感じています。頑張ります!応援、よろしくお願い致します。


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