26日、東京・八重洲のBMW Group Studioで開催されたBMW Sports Trophy Team Studieの体制発表会。ここで、Studie BMW Z4に加えてもう1台、本邦初公開のカラーリングを纏った車両がアンベイルされた。DTMドイツツーリングカー選手権のマルコ・ウィットマン王者獲得を記念した『BMW M4 DTMチャンピオン・エディション』だ。
この『BMW M4 DTMチャンピオン・エディション』は、2014年のDTMで圧倒的な強さを発揮しチャンピオンを獲得したウィットマンの偉業を記念して全世界で導入される特別限定車。ウィットマンのカーナンバーと同じく世界限定23台という超レアな車両だ。
このチャンピオン・エディションは、外観はアルピン・ホワイトのボディカラーに、ウィットマンが今季駆ったアイスウォッチカラーを模したカラーリングが施される。また、DTMマシン同様の専用ブラック・キドニーグリルをはじめ数々の特別装備を採用。
インテリアにもブラックのメリノレザーのシートやアルカンターラ仕上げのステアリングなど多くの特別装備が施され、カーボン製のインテリアトリムには、ウィットマンのサイン、全世界23台限定であることを示すシリアルナンバーが施される。
そんな『BMW M4 DTMチャンピオン・エディション』がこの日、BMW Sports Trophy Team Studieの体制発表会で日本でも公開された。発表会中にアンベイルされたBMW M4は、DTMチャンピオン・エディションの23台のうちのシリアルナンバー7で、2月27日(金)から3月2日(月)まで、BMW Group Studioに展示されるという。
『BMW M4 DTMチャンピオン・エディション』は走りの面でも、BMW Mの哲学である最先端のモータースポーツテクノロジーと日常走行に対応する高い実用性を融合させた1台だけに、1399万円という車両本体価格ながら、なんと購入希望が殺到しているという。とは言え限定5台なので、購入権の公開抽選会を実施する。
この公開抽選会は3月1日(日)に行われるとのことで、BMW Group Studioで14:00から開催される。当日はStudie BMW Z4のドライバーで、実際のBMW M4 DTMをテストした経験ももつ荒聖治がスペシャルゲストに招かれる。
世界限定23台のオーナーとなるのはいったい誰だろうか……? 詳細はBMW Group Studioのホームページ(http://www.bmwgroup-studio.jp)まで。