WTCCで活躍したN.テクノロジーが、2010年F1へのエントリー申請を行ったことが明らかになった。MSCオーガニゼーション社が、N.テクノロジーの名前でF1に参戦することを決めた。
N.テクノロジーは2006年から2008年までWTCCに参戦し、2006年にアウグスト・ファルファス、2007年にはジェイムズ・トンプソンが、それぞれアルファロメオ156を駆り、ドライバーズ選手権3位を獲得している。昨年はホンダ・アコードにスイッチしたが低迷し、今年1月にチームは解散した。
しかしイタリアのMSCが、N.テクノロジーの名前で2010年F1へのエントリーを提出したことを発表した。チームはユーロスポーツのCEO、アンジェロ・コディノーニとフォーミュラ・マスター・シリーズの創設者、マウロ・シプツによって運営される。GP2のトライデントのボス、アレッサンドロ・アルーニ・ブラビもチームに加入するものと見られている。
