NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第25戦 Ford 200
開催日:11月19日
カイル・ブッシュが8勝目を挙げオーナーズタイトル獲得
“トヨタ タンドラ"はシリーズの3タイトルを制覇
NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズの2010年最終戦(第25戦)「Ford 200」が11月19日(金)にホームステッド・マイアミ・スピードウェイで開催された。
同シリーズでは前戦トッド・ボダインがドライバーズタイトルを確定。マニュファクチャラーズタイトルもトヨタが決めているが、オーナーズタイトルのみ、ボダインの30号車とカイル・ブッシュらがドライブする18号車による争いが最終戦まで持ち越されている。
19日(金)スプリント・カップ・シリーズの予選に続き午後5時5分から予選が行われ、Ky.ブッシュが最前列2番手、アリック・アルミローラが5番手、ジャスティン・ロフトンが6番手、ボダインが8番手、マイク・スキナーが10番手につけ、13台の“トヨタ タンドラ"が決勝に進んだ。
午後8時21分、1.5マイルオーバルを134周(201マイル:約320km)して競われる決勝レースがスタート。
2番手グリッドのKy.ブッシュは、スタート直後に首位を奪ったが、後続を引き離すまでには至らず、ポールポジションのオースティン・ディロン(シボレー)、3番手スタートのジョニー・ソーター(シボレー)らと首位争いを展開。
31周目に他車のスピンによりこの日初めてのイエローコーションが出されると、各車ピットイン。ここでアルミローラが首位に浮上。しかし、再スタート後は再びKy.ブッシュが首位を奪い返した。
その後はKy.ブッシュが首位を快走したが、序盤ハンドリングに苦しみながらも、ピット作業で調子を上げてきたボダインが87周目にKy.ブッシュをパス。この日初めて首位に立った。
チェッカーまで残り30周を切った105周目、Ky.ブッシュと2位争いを繰り広げていたソーターとが接触。Ky.ブッシュは壁にヒットし、タイヤをパンク。イエローコーションが出されたが、Ky.ブッシュはダメージの修復で22位まで大きく順位を落とすこととなってしまった。
111周目に再スタートが切られ、113周目には他車が激しくピットウォールにクラッシュ。破損したバリアの修復のために19分ほどの赤旗中断となった。
先の再スタートで14位まで順位を上げていたKy.ブッシュは、この再スタートでも一気にポジションアップ。1周で12台をパスするという怒濤の追い上げで、見る見るうちにトップグループへと復帰し、首位を行くロン・ホーナディ(シボレー)に迫った。
127周目にスピンした車輌によりこの日6度目のイエローコーションが出され、レースは最後の4周で再スタート。トップのホーナディがアウトサイドを選択したため、最前列インサイドからスタートを切ったKy.ブッシュは、得意の好スタートでホーナディの前に出ると、追いすがるホーナディの猛追を凌ぎきり、0.577秒差のトップでチェッカー。今季8勝目を挙げた。
ボダインは4位、アルミローラが5位。7位以下にロフトン、スキナー、ミゲル・パルド、テイラー・マルサム、デイビッド・スター、クレイグ・ゴースと6台の“トヨタ タンドラ"が続いた。
この結果、Ky.ブッシュが自ら率いてきたチーム、カイル・ブッシュ・モータースポーツの18号車は、参戦初年度にして見事オーナーズタイトルを獲得。トヨタはキャンピング・ワールド・トラック・シリーズでマニュファクチャラーズタイトル、ドライバーズタイトルに続き、3冠を達成した。
来季のキャンピング・ワールド・トラック・シリーズは2月18日(金)にデイトナ・インターナショナル・スピードウェイでシーズンがスタートする。
ドライバー カイル・ブッシュ:
「最終戦で勝利を挙げ、タイトルを勝ち取ることができて本当に嬉しい。とても興奮している。我がチームのスタッフには感謝の言葉が見つからない。今夜もクルーチーフは素晴らしい判断で私の頭を冷静に保ち、レースに復帰させてくれた。トラック・シリーズのレースを戦うのは本当に楽しい」
