NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第24戦 Lucas Oil 150
開催日:11月12日
トッド・ボダインが2度目のドライバーズタイトルを確定!
カイル・ブッシュが2位フィニッシュ
NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第24戦「Lucas Oil 150」が11月12日 (金)にフェニックス・インターナショナル・レースウェイで開催された。
12日(金)決勝に先立ち、午後2時30分より予選が行われ、カイル・ブッシュが4番手、ティモシー・ペターズが6番手、マイク・スキナーが8番手。ランキング2位につけるアリック・アルミローラは9番手。今大会タイトル決定の可能性を持つトッド・ボダインは15番手からのスタートとなり、12台の“トヨタ タンドラ”が決勝へと進んだ。
午後6時18分、1マイルオーバルを150周(150マイル:約240km)して競われる決勝レースがスタート。序盤はトップ3についていくKy.ブッシュと、9番手からポジションを上げたアルミローラが上位争いを展開。
54周目にこの日2度目のイエローコーションが出されると全車最初のピットインを行い、ピット作業で前に出たアルミローラが3番手、Ky.ブッシュ4番手で60周目に再スタート。
再スタートが切られて間もない62周目、接触によりスピンした車両の直後にいたトム・ヘサート・Jr.とテイラー・マルサムが、これを避けきれず玉突き状態でクラッシュ。3度目のイエローコーションが出された。
このイエローコーションからの再スタートが切られると、3番手スタートのKy.ブッシュが猛プッシュを見せ、この日初めての首位を奪取。同じくスプリント・カップ・シリーズで“チェイス”を戦うクリント・ボウヤー(シボレー)との一騎打ちでの首位争いとなった。
90周目に他車のクラッシュでこの日4度目のイエローコーションが出されると、各車最後となるであろう給油とタイヤ交換のためにピットイン。ピット出口のラインを越えた順で再スタートの順位が決まるが、Ky.ブッシュとボウヤーは鼻先、僅か数インチ差での勝負となり、ボウヤーが前。コース上に残った1台とボウヤーに続き、Ky.ブッシュは3番手での再スタートとなった。
すぐにボウヤーとKy.ブッシュは前走車をかわし、再び2台でのドッグファイト。しかし、この日速さで勝ったボウヤーが徐々に差を広げ、Ky.ブッシュは2位でフィニッシュ。
アルミローラが5位、スキナーが6位。デイビッド・スターが8位でトップ10フィニッシュを果たした。
ボダインは我慢のレースを強いられながらも12位でフィニッシュ。5位でフィニッシュしたアルミローラとの差は202ポイントとなり、NASCARでは1戦で最多195ポイントしか獲得できないため、最終戦を待たずしてボダインが2006年以来2度目のドライバーズタイトルを確定した。
トヨタは同シリーズ、マニュファクチャラーズタイトルは5年連続での獲得が確定しているが、ドライバーズタイトルは2008年のジョニー・ベンソン以来2年ぶり3度目となる。
これでキャンピング・ワールド・トラック・シリーズのマニュファクチャラーズタイトルとドライバーズタイトルを制することとなったトヨタだが、オーナーズタイトルも、Ky.ブッシュらがドライブする18号車と、ボダインの30号車が1位、2位で争っている。今大会の結果、首位の18号車が30号車に120点差をつけており、最終戦でタイトルが決定する。
最終戦第25戦は11月19日(金)にホームステッド・マイアミ・スピードウェイで開催される。
ドライバー カイル・ブッシュ:
「我々は勝つためにレースを戦っている。レース序盤は望み通りの仕上がりとは言えなかったが、中盤ではクルーが素晴らしい仕事をしてくれたおかげで調子を上げ、首位に立てたことで勝てると思った。最後のピットストップで更なる調整を行ったのだが、それがあまり上手く行かなかった。2位という結果は少し残念だが、ポイントの面では良い夜だった。今日は(トッド・)ボダインとクリント(・ボウヤー)の2名のウィナーが誕生した。でも来週は我々がそうなる(オーナーズタイトルを獲得する)はずだし、それを望んでいる」
ドライバー トッド・ボダイン:
「チームは素晴らしい仕事をしてくれた。工場でも、コースでも、全てのスタッフが見事な仕事をこなし、クルーチーフがそれを率いてくれたおかげで、2度目のチャンピオンを獲得できた。2006年にタイトルを獲得した後、良い時も、悪い時もあった。しかし、我々は決して諦めなかった。今夜は決して誉められた戦いぶりではなかったが、チームは一晩だけでできあがるものではない。我がチームは懸命な努力で、シーズンを通して安定したパフォーマンスを続けてきた。この素晴らしいチームと“トヨタ タンドラ”で2度目のタイトルを勝ち取れたことを誇りに思う」
