NASCAR NATIONWIDE SERIES
第19戦 Indiana 250

開催日:7月27日

カイル・ブッシュがポール・トゥ・ウィン。
前年の雪辱を果たし今季8勝目!

 7月27日(土)にNASCARネイションワイド・シリーズの第19戦「Indiana 250」がインディアナポリス・モーター・スピードウェイで開催された。

 2011年までネイションワイド・シリーズでは近接するショートオーバル、ルーカス・オイル・レースウェイでシリーズ戦が開催されていたが、昨年よりカップ・シリーズと同じ伝統の2.5マイルオーバルへと舞台が移された。シリーズ初レースとなった昨年は、カイル・ブッシュが中盤戦を支配するもアクシデントで無念の後退を余儀なくされており、今年こそ勝利を目指しての参戦となった。

 27日(土)決勝を前に午後12時5分から予選が行われ、Ky.ブッシュがコースレコードを更新するタイムで今季5度目のポールポジションを獲得。エリオット・サドラーが4番手、パーカー・クリガーマンが5番手、ブライアン・ヴィッカーズが6番手、マット・ケンゼスが9番手につけ、14台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

 併催のスプリント・カップ・シリーズ戦予選を経て、午後4時50分、2.5マイルオーバルを100周(250マイル:約400km)して競われる決勝レースがスタート。

 ポールポジションのKy.ブッシュは順当に首位をキープ。2列目4番手スタートのサドラーが2位へとジャンプアップを果たしたが、サドラーは徐々に順位を落とすこととなり、かわって9番手スタートのケンゼスが4位へ浮上。ヴィッカーズがこれに続く形となった。

 Ky.ブッシュは独走状態で首位を逃げ、イエローコーションが出ない中での30周目前後からのグリーンピットでも、最速のピット作業でコースへ復帰。一時は2位に6秒もの大差を付けた。

 レースが折り返しとなる50周目にこの日最初のイエローコーション。ここで戦略が分かれた。このコーション後、無給油で最後まで走りきるのは難しく、いずれにせよ最低もう一回ピット作業が必要となるため、Ky.ブッシュとケンゼスらはコース上に残ったのに対し、ヴィッカーズらはピットへ。Ky.ブッシュがトップ、ケンゼスが2位、ヴィッカーズは5位で再スタートが切られた。

 得意の再スタートを決めたKy.ブッシュは再び2位以下との差を大きく広げていったが、一方で2位にいたケンゼスは再スタートで失敗し3位に後退。

 最後まで走り切れる周回となった64周目にケンゼス、翌周にはKy.ブッシュもグリーン下でピットへ。これでヴィッカーズが首位に立ち、Ky.ブッシュは11位、ケンゼスは15位に後退。

 このKy.ブッシュがピット作業を行っている間に、この日2度目のイエローコーションが出されたため、ヴィッカーズらも最後のピットへ。コース上に残ったKy.ブッシュが首位に復帰し、ケンゼスが4位、ヴィッカーズが6位で再スタートとなった。

 Ky.ブッシュは首位をキープしたが、同じカップ・シリーズのレギュラーであるジョーイ・ロガーノ(フォード)とのマッチレース状態に。

 84周目にコース上の異物によりこの日3度目のイエローコーションが出されたが、上位勢はピットへ向かわずコース上にステイアウト。

 再スタート直後、中団グループでの横に5台、6台もが並ぶような激しいポジション争いの中で接触が起き、イエローコーション。レースは最後の6周での再スタートとなった。

 Ky.ブッシュは首位をキープしていたものの、再スタートでのダッシュで若干出遅れ、ロガーノとブライアン・スコット(シボレー)の先行を許し3位に後退。しかしKy.ブッシュはすぐにロガーノをパスすると、スコットを猛追。ハイスピードな超接近戦での首位争いは数周にわたって続き、残り3周となったターン1立ち上がりでついにKy.ブッシュが首位を奪還。その後は一気に差を広げ、逃げ切ってトップチェッカー。

 全100周中92周で首位を走行し、レースの大半を支配したKy.ブッシュが、シリーズ記録を更新する1シーズン5度目のポール・トゥ・ウィンで、今季8勝目を挙げた。Ky.ブッシュは自身の持つシリーズ最多記録を更新する59勝目を、念願のインディアナポリスで挙げ、昨年の雪辱を果たした。

 ヴィッカーズが4位、ケンゼスが7位でフィニッシュ。サドラーは13位に入り、サドラーとヴィッカーズはそれぞれ3位、5位へとシリーズランキングで一つずつ順位を上げた。3位のサドラーは首位と13点差と、シリーズ争いは激しさを増している。

 次戦第20戦は8月3日(土)、米国中部アイオワ州ニュートンのアイオワ・スピードウェイで行われる。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「インディアナポリスで勝てて本当に嬉しい。NASCARだけではなくスポーツカーやF1、モトGP他様々なカテゴリーのレースが行われてきたここで勝利を挙げ、歴史の一員に加われるのは格別だ。昨年ここに立っているはずだったのに、自分のミスでそれを失い、今日も危うく同じミスを犯すところだった。強力な“トヨタ カムリ”と、それを仕上げてくれたチーム、スポンサーに感謝したい」

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