NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第2戦 Lucas Oil 150
開催日:2月25日
カイル・ブッシュが今季初勝利
NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第2戦「Lucas Oil 150」が2月25日 (金)にフェニックス・インターナショナル・レースウェイで開催された。
フェニックスではキャンピング・ワールド・トラック・シリーズのみ年1回の開催で、昨年までは最終戦の前に、他の2カテゴリーと共に行われていたが、今季より春の第2戦へ移動となった。フェニックスの同シリーズ戦では、“トヨタ タンドラ”は2005年、2006年に勝利を挙げているが、近年は2008年からカイル・ブッシュが3年連続2位という結果に終わっている。
25日(金)午後3時5分から予選が行われ、Ky.ブッシュが3番手、ディフェンディングチャンピオンのトッド・ボダインが7番手を確保。14台の“トヨタ タンドラ”が決勝へと駒を進めた。
予選の後、スプリント・カップ・シリーズの練習走行を経て、午後6時18分に1マイルオーバルを150周(150マイル:約240km)して競われる決勝レースがスタート。
3番手スタートのKy.ブッシュは好スタートを切り、すぐに首位を行くクリント・ボウヤー(シボレー)に続く2位に浮上。しかし、ボウヤーは速く、なかなか逆転するまでには至らず。
42周目にこの日初めてのイエローコーションが出され、各車一斉にピットへ。ここで、僅かな差ながらKy.ブッシュがボウヤーを抑え、首位に浮上。再スタート後も首位を守った。
Ky.ブッシュが首位を逃げる後方では、ボダインが6位、デイビッド・スターが7位、今レースがデビュー戦となるルーキーのジャスティン・ジョンソンが8位と好走。
その一方で、2003年の同シリーズチャンピオンであり、今季久しぶりに“トヨタ タンドラ”を駆ることとなったトラヴィス・クヴァピルは接触とタイヤのパンクで後退。苦戦を強いられるレースとなってしまった。
前半戦はイエローコーションの少ない展開だったが、レースが3分の2を過ぎた100周目過ぎから、クヴァピルのパンクによるイエローコーションを皮切りに、アクシデントが連発。108周目にはミゲル・パルドがクラッシュ。そのイエローコーションからの再スタート直後の112周目には6位走行中のボダインがスピンし、スターとルーキーのダスティ・デイヴィスが巻き込まれてしまった。
また、終盤までトップ10を守っていたペターズもスピンを喫し、無念の後退。100周目からの50周で6度ものイエローコーションが出る荒れた終盤戦となった。
そんな中、Ky.ブッシュは快調に首位を堅守。イエローコーションの度にリードのマージンは帳消しとなるも、得意の再スタートを決め、最後はボウヤーの追い上げを受けたが逃げ切り、トップでチェッカー。44周目に首位に立ってから一度もその座を譲ることなく、今季初勝利を挙げた。8位にはジャスティン・ジョンソンが入り、デビュー戦で見事トップ10フィニッシュを果たした。“トヨタ タンドラ”は開幕2連勝。
今大会の結果、Ky.ブッシュはトラック・シリーズで25勝目を挙げることとなり、参戦87戦目での25勝達成は、NASCARトップ3カテゴリーでは最速の記録を更新することとなった。
次戦第3戦は3月12日(土)に米国南東部サウスカロライナ州ダーリントンのダーリントン・レースウェイで開催される。
ドライバー カイル・ブッシュ:
「我々の“トヨタ タンドラ”は驚くべき速さだった。結果がそれを証明している。序盤は去年の秋(11月の第24戦。クリント・ボウヤーが勝利、Ky.ブッシュが2位)のように、クリントに逆転されてしまうのではないかと心配していた。しかし、マネージャーとクルーチーフは若干の調整を行い、これが非常に効を奏した。我がクルー達と共にレースを戦い、ヴィクトリーレーンに立てて非常に喜んでいる。私は米国西部出身であり、ここフェニックスで勝てたことは本当に素晴らしい」
