NASCAR NATIONWIDE SERIES
第12戦 5-hour Energy 200
開催日:6月2日

“トヨタ カムリ”がトップ4独占!
ジョーイ・ロガーノは今季4勝目

 6月2日(土)にNASCARネイションワイド・シリーズの第12戦「5-hour Energy 200」がドーバー・インターナショナル・スピードウェイで開催された。

 2日(土)午前10時40分より予選が行われ、隣州ニュージャージー出身のライアン・トゥルークスがホームコースとも言えるドーバーで自身初のポールポジションを獲得。スプリント・カップ・シリーズを戦うマーティン・トゥルークス・Jr.の弟である20歳のR.トゥルークスは、11日前に虫垂切除の手術を受けたばかりというコンディションながら、見事な走りでトップタイムをマークした。
 チームメイトのジョーイ・ロガーノが2番手で“トヨタ カムリ”が最前列を独占。5番手にブライアン・スコット、8番手マイク・ブリス、9番手カート・ブッシュと続き、11台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

 スプリント・カップ・シリーズの予選を経て、午後2時17分、1マイルオーバルを200周(200マイル:約320km)して競われる決勝レースがスタート。ポールポジションのR.トゥルークスを2番手グリッドのロガーノがスタートダッシュでかわし、首位に浮上。序盤から2度に渡ってイエローコーションが出されたがロガーノは首位を堅守した。
 42周目にコンペティション・コーションがだされ、上位勢がピットインする中で、1台だけコース上に残ったため、ロガーノは2番手に後退したが、再スタート後まもなく再び首位に復帰。
 その後は長いグリーン下での走行となり、ロガーノは2位以下との差をどんどん広げる独走態勢に。Ku.ブッシュとR.トゥルークスがトップ5圏内でこれを追う展開となった。
 110周を過ぎたあたりから各車グリーン下でピット作業を開始。最後まで引っ張ったロガーノが123周目にグリーンピットを終え、再び首位に浮上した直後の125周目に、スピン車両によるイエローコーションが発生。長いグリーン走行のために、この時点で首位と同一周回車両はわずか7台となっていた。
 このコーションでは、グリーンピットを終えたばかりの上位勢はピットに入らず、再スタート後の133周目にも再びクラッシュでイエローコーション。ここで、Ku.ブッシュがピットインのギャンブルに出た。
 138周目に再スタートが切られると、首位のロガーノに2位のR.トゥルークスが肉薄し、スコットも3位へとポジションアップ。
 R.トゥルークスの猛追から逃げるロガーノが、残り50周となった150周目、周回遅れの車両をパスしようとした際に、その車両がスピン。この日6度目のイエローコーションとなった。ここで、上位勢のほとんどがコースに残ったが、ロガーノを含む数台がピットへ向かい、4本タイヤを交換したロガーノは7位に後退。
 R.トゥルークスが首位、スコット、Ku.ブッシュと“トヨタ カムリ”がトップ3を締めて残り43周での再スタートが切られた。
 ライバルよりも30周以上フレッシュなタイヤで、燃料も補給したロガーノは7位から猛烈な追い上げを開始。166周目には上位3台の“トヨタ カムリ”に続く4位に浮上すると、Ku.ブッシュとスコットを次々にパスし、185周目に2位へ。この時点で首位のR.トゥルークスとロガーノの差は2秒以上あり、R.トゥルークスが地元でキャリア初勝利を挙げるかと思われた。
 しかし、194周目、R.トゥルークスは周回遅れに引っかかり、その差を急速に詰めたロガーノがついにR.トゥルークスをパス。その後はロガーノが差を広げ、見事今季4勝目を挙げた。ロガーノはこれまで、ドーバーでは2回の2位フィニッシュはあったが、ついに初勝利を飾ることとなった。
 惜しくも初勝利はならなかったものの、自身キャリア最上位フィニッシュとなったR.トゥルークスが2位。スコットが3位。Ku.ブッシュが4位でチェッカーを受け、“トヨタ カムリ”はトップ4独占という圧倒的な強さでレースを終えた。上位3台は同じジョー・ギブズ・レーシングのドライバーであり、同一チーム3台によるトップ3独占はシリーズ初となる。

 次戦第13戦は6月16日(土)、米国北東部ミシガン州ブルックリンのミシガン・インターナショナル・スピードウェイで行われる。

ドライバー ジョーイ・ロガーノ:
「最後はかなり厳しかった。ピットに入ってタイヤを4本交換したとき、『しまった、また勝ちを逃してしまった』と思った。しかし、クルーチーフやピットクルーは、私にそこからでも追い上げられる素晴らしい“トヨタ カムリ”を与えてくれた。あとは辛抱強く、全力で追い上げるだけだった。ライアン(トゥルークス)は周回遅れに引っかかり、最後はかなりオーバーステアだったようだ。これまで、ここドーバーでは勝てそうで勝てなかっただけに、ようやく勝利を挙げることができ、本当に興奮している」

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