NASCAR NATIONWIDE SERIES
第7戦 Aaron's 312
開催日:4月16日
ファイナルラップの逆転でカイル・ブッシュが今季4勝目!
超高速コースで“トヨタ カムリ”がトップ3を独占
4月16日(土)にNASCARネイションワイド・シリーズの第7戦「Aaron's 312」がタラデガ・スーパースピードウェイで開催された。
14日(木)の練習走行を経て、15日(金)午前11時10分より予選が行われ、ジョーイ・ロガーノが7番手、マイケル・アネットが8番手を確保。8台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。
16日(土)午後2時22分、2.66マイルオーバルを117周(311.22マイル:約500km)して競われる決勝レースがスタート。22番手と中団からのスタートを強いられたカイル・ブッシュが序盤から好ペースで順位を上げ、12周目にはこの日初めて首位に浮上。
しかし、22周目にイエローコーションが出され、全車ピットに向かうと、Ky.ブッシュはピットの場所を誤り、25位へと大きく後退。
30周目には、ジョーイ・ロガーノと隊列を組み、トップ10圏内を走行していたブライアン・スコットがスピン。再びイエローコーションとなった。
その後もタラデガらしく、めまぐるしく順位が入れ替わる展開の中で、Ky.ブッシュは着実に上位へと復帰。他の“トヨタ カムリ”勢も上位争いを繰り広げた。
87周目、残り30周で再スタートが切られた直後に"ビッグ・ワン”と呼ばれる多重クラッシュが発生。Ky.ブッシュやスコットら21台が巻き込まれる大きなアクシデントとなり、7分弱の赤旗中断となった。
レースが再開されると、Ky.ブッシュはこのクラッシュでのダメージを修復するために、ピットでの作業を余儀なくされた。しかし、ピットの素晴らしい作業により、首位と同一周回にはとどまり、24位で再スタート。
“トヨタ カムリ”勢ではロガーノが3位で再スタートを切り、ジョー・ネメチェクとマイク・ウォレスのコンビが一気に上位へと浮上してきた。
チェッカーまであと3周となった114周目、マイケル・アネットとスコットがクラッシュ。これでレースは1周延長され、“グリーン・ホワイト・チェッカー”で決されることに。しかし、この再スタートが切られた直後にまたもバックストレートでクラッシュが発生し、2度目の“グリーン・ホワイト・チェッカー”で仕切り直しとなった。
122周目、M.ウォレスとネメチェクが1-2、Ky.ブッシュとロガーノが6-8位で再スタート。隊列を組んだKy.ブッシュとロガーノが猛プッシュを見せ、ファイナルラップを示すホワイトフラッグが振られた後、見事首位を奪取。その直後に、後続でクラッシュが発生し、イエローコーション。首位が最終ラップに入っていたため、順位はその時点で凍結され、レースは成立。イエローコーションのままチェッカーとなった。
その結果、Ky.ブッシュが優勝、ロガーノが2位、ネメチェクが3位に入り、“トヨタ カムリ”はトップ3を独占した。
Ky.ブッシュはこのタラデガで、スプリント・カップ・シリーズとキャンピング・ワールド・トラック・シリーズでは勝利経験を持つが、これまで唯一勝ちのなかったネイションワイド・シリーズでも勝利を挙げることとなった。また、Ky.ブッシュはこれでネイションワイド・シリーズ通算勝利数を47とし、通算勝利数49のマーク・マーティンにあと2つと迫った。
次戦第8戦は4月23日(土)、米国南東部テネシー州レバノンのナッシュビル・スーパースピードウェイで行われる。
ドライバー カイル・ブッシュ:
「今日は3回も左側から接触され、レースは終わったと思った。しかし、クルーチーフの優れたリーダーシップの下で、クルーが素晴らしい仕事をして私をコースに戻してくれた。最後はジョーイ(ロガーノ)が後押ししてくれたおかげであり、良いチームメイトに恵まれた。この勝利はチーム全体で勝ち取ったものだ。ついにネイションワイド・シリーズでもタラデガで勝利を挙げ、3カテゴリー全てで勝つことができた。今日の“トヨタ カムリ”は特にドラフティングで速く、他の“トヨタ カムリ”から後押ししてもらえたことも勝因の一つだ」
