NASCAR NATIONWIDE SERIES
第1戦 DRIVE4COPD 300
開催日:2月19日
カイル・ブッシュが7位フィニッシュ
首位を争うも最終ラップに惜しくも後退
2月19日(土)にNASCARネイションワイド・シリーズの第1戦「DRIVE4COPD 300」がデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催された。
今季は例年よりも1戦少なくなったとはいえ、年間34戦ものレースで競われるネイションワイド・シリーズは、今季より全レースで新型車両を使用。また、ドライバーズタイトル争いでも、スプリント・カップ・シリーズのドライバーらにはポイントが与えられないように規則が変更され、更に白熱したレースが期待される。
2月18日(金)午後4時10分より予選が行われ、ジョーイ・ロガーノが6番手、カイル・ブッシュが8番手を確保。9台の“トヨタ カムリ”が決勝に進んだ。
19日(土)午後1時37分、2.5マイルオーバルを120周(300マイル:約480km)して競われる決勝レースがスタートした。
6番手、8番手から連なってスタートを切ったロガーノとKy.ブッシュは2台ですぐに順位を上げ、2周目には首位に躍り出た。
しかし、シボレーやフォードのトップチームによる2台隊列も引くことなく、毎周のように順位が入れ替わりながらの激しい首位争いとなった。Ky.ブッシュとロガーノは、2台で隊列を組みながら、後側の車両がオーバーヒートしないように、時々順位を入れ替えながらの走行を続けた。
15周目にブライアン・スコットらが巻き込まれるクラッシュが発生。全車ピットへ向かい、給油のみのロガーノは3番手、タイヤを2本替えたKy.ブッシュは8番手まで後退し再スタート。今度はロガーノとKy.ブッシュがお互いに別の車両を後方に従えての首位争いとなった。
24周目にも多重クラッシュが発生。しかしその後はなかなかイエローコーションが出ず、ハイペースで首位を争うKy.ブッシュとロガーノを含むトップ集団とそれ以降が大きく離れていく展開となった。
残り20周に近づいたところで、各車グリーン下でピットイン。給油と共にタイヤを2本替えながらも、Ky.ブッシュが首位、その後方にロガーノという体制で終盤戦を迎えた。
各車がグリーン下でのピット作業を追えた直後に、車両から外れたパーツの破片がコースに落ち、イエローコーション。ここでは誰もピットへは向かわなかったが、再スタート直後に中盤で多重クラッシュが発生し、5分半の赤旗中断。再開直後のイエローコーション中にKy.ブッシュとロガーノは燃料を入れるべくピットへ向かったが、ここでコースに残った、マイケル・ウォルトリップを含む数台が上位に浮上し、Ky.ブッシュが6番手、ロガーノが7番手で、残り6周での再スタートとなった。
スーパースピードウェイを得意としており、前日のキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ開幕戦も制したウォルトリップは、この日はレースを通してトップ10圏内を走行する快走を見せ、2日連続の勝利にも期待がかかったが、再スタート直後に後続の猛追を受け惜しくも後退。
ロガーノが前、Ky.ブッシュが後で、4台のシボレー勢との最後のバトルが展開。時速300kmを越える超高速バトルの中で、時にスリーワイド(3列でのサイド・バイ・サイド)になりながらの首位争いはファイナルラップまで続いた。
アウト側の隊列で首位を争っていたロガーノとKy.ブッシュだったが、チェッカー目前の最終コーナーで、前を行くロガーノがバランスを崩して痛恨のスピン。これによりKy.ブッシュも首位争いから脱落してしまった。
レースは最後まで横並びのままでのフィニッシュとなり、1位と2位の差がわずか0.007秒差というエキサイティングなものであったが、“トヨタ カムリ”勢は惜しくもここに加わることが出来ず、Ky.ブッシュが7位、ウォルトリップが9位、ロガーノは12位に終わった。
次戦第2戦は2月26日(土)、フェニックス・インターナショナル・レースウェイで行われる。
ドライバー カイル・ブッシュ:
「今日は2台共にずっと快調な“トヨタ カムリ”で上位を争っていただけに、望んでいた勝利を得られず残念だ。4号車(トニー・スチュワート)が後方からすごい勢いで追い上げてくるのをミラーで確認したので、中央のラインをブロックしようとして、前を行くジョーイ(・ロガーノ)のバンパー中央から外れたところをプッシュしてしまい、彼はスピンしてしまった。完全に私のミスであり、本当に調子が良かっただけに悔しい結果だ」
